_diary リタイヤ/リベンジ

村上春樹。
もちろん名前は知っていたけれど
お恥ずかしながら著書は一度も読んだことがなかった。
日本で過ごしていても、周囲の読書人から
(多分いまさらだからだと思うけど)彼の名前が
出てくることはないし、意識することもなかったけれど
どうやらアジアではめちゃ人気らしいというのを
テレビや雑誌や、実際に台湾人の友人の口から
彼の名前が出てくるのを聞いたりすると
ちょっと興味が出てくるよね、という
単純構造な私的ピタゴラスイッチ。

『1Q84』が出たとき、これはいい機会だと思ったけど
本を買うに至らずたらたらとやり過ごしていたところ
仕事で立ち寄った倉敷のあるカフェで見つけた、こんな本。



出ました、『中国行きのスロウ・ボート』。
村上春樹の初の短編集らしい。
「村上春樹」というキーワードに
「中国」という強力キーワードが乗ったとなると
これはぜひ読んでみようとなるわけです、
私的ピタゴラスイッチは。

早速、大阪市立図書館で借りて読み始めた。
短編集なので当たり前ながら短い。
タイトル作品はすぐに読み終えた。
中国はほとんど関係なかったけど読み終えた。
でもつぎの「貧乏なおばさんの話」で躓いた。
だめだ、もう意味がわからない。
意味を分かろうとしてはいけないと思って
これはコントかなにかだと、演者をとりあえず
板尾さんとかYOUとか仮で置いて動かしてみたけど
やっぱりたかだか私の頭で動いている程度なので
面白くなく、それを読み飛ばして次に行くこともなく
なんとなく……リタイヤしそうな予感。

そんなことを会社の近所のブックカフェで話してたら
スタッフのIさん(読書家)はあきれ気味。
やっぱりここは『ノルウェイの森』から始めようと
このほど、上下巻、文庫本で貸してもらいました。
三十路を過ぎて初めて春樹に足を踏み入れ、春樹に破れ、
そしてまた春樹に再び挑もうとしております。

なんで台湾人は村上春樹が好きなのか、
まだ答えは到底出ておりません。
(てか台湾のみならず世界中に愛されてるんでしょうけど!!)

コメント

  1. 村上春樹は読むと一気におセンチになるから
    25歳以降は読まないと決め込んでいます。

    「ノルウェイの森」とか、
    いま読んだらどうなるのかなー。
    突き動かされるのかなー。

    「ねじまき鳥クロニクル」くらいが
    何も考えず、楽しみながら、読めるからいい。
    …この読み方、間違っている?

    ロマンチストの小美さんが読んだら、
    一発ではまるのではないでしょうか。
    短編ではなく、長編がハルキストへの道かと。


    追伸
    コメント欄の中国語が、
    語学苦手な私のコメント欲を一気に退化させます…

    返信削除
  2. >PIKUちゃん
    なるほど…すでに春樹は通過済みだと。
    私はというと『ノルウェイの森』を
    読んでいたということをすっかり忘れてた…。
    また再開しなければ。
    返却期限もあるしな。

    追伸の件、それね、言われる。結構言われる。
    なんとなく漢字の雰囲気で進んで!
    おたの申す(深々と礼)。

    返信削除

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