_diary 近頃気になるあのバンド

花兒樂隊
花儿乐队
英語で言うところの「The flowers」。



去年の秋に中国に行ったとき、
テレビで彼らのPVが流れていた。
あいまいな記憶でしかないけど、
たぶん、これだったと思う。



ちょいださな音楽、ふざけたPV、
ちょっとぽっちゃりブサイクな上に
完全にちょけているヴォーカル、
全体を包む“イケてなさ”にガッチリ心をわしづかみされた感じ。

日本に戻った後もどっかで引っかかっていて
上海新天地のCDコーナーで彼らのアルバムを発見、
危うく買ってしまいそうになったけど、
すんでのところでとどまった。
そう、来年行くだろうときに買えばいいのだ。
日本なんかで買ったら高いもん。
(と言っても元が安いので日本のアルバムに比べれば知れてるけど。)

中国ではとても人気のあるバンドのようだ。
確かに、成都のCD屋にもポスター貼ってた記憶がある。
(どんだけ当時から気になっとってんと思うぐらい覚えてる。)
ちらっとネットで調べたところでは
2年ぐらい前にはすでに人気だったっぽい。
なのでこの日記を見て「何を今更」と思う方も多いことでしょう。
盗作疑惑とかもいろいろとあったようだけれど
(確かに、フレーズまんまやん! みたいなのもあり。
 わざとかと思うほど…てか「敢えて」じゃないの???)
今はどうなってるんだか。さて、そこまでは知らん。

さておき。
北京オリンピック開催1年前テーマソング
『We Are Ready』にも参加していたので
勢いでYouTubeやらいろいろで探してたら
だんだんハマってきて、マジで上海新天地で買いそうな勢い。
ヴォーカルのダメな方向にいちびった感じがたまらんの。
音楽もなんか心地よく感じてくるの。
恐ろしくキャッチー。

普段は台湾アーティストの音楽しか聴かないので
いわゆる台湾なまりの北京語が一番耳なじみがいい気がするけど
彼らの(意識的に使われているのかもしれないけど)歌詞は
とにかく「儿」がすごい、特に、「穷开心」という曲。



昔はこんなふざけた芸風(と敢えて言うてしまおう)では
なかったっぽいけど、
ふざけてる方が好き。振り切ってていい。アホな感じがいいのだ。

今後もうっすらと気にし続けて行こうと思う。
よろしければYouTube再生など。

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