_event 言承旭(ジェリー・イェン)握手会の覚え書き

公開中の映画『ルパン三世』で小栗旬演じるルパン三世のライバル、
マイケル・リー役として想像以上の重要度を見せてくれたジェリー、
なんと日本でソロCDデビューをするとのことで。
なんで今?という感じなのですけれど、とある雑誌の記事によると
ずっと日本デビューの話は出ていたけどタイミングが合わなかったが
日本サイドにジェリーの日本デビューに尽力してくれるスタッフが
現れたことで話が大きく進み、ついに実現に至ったとのこと。

以前、日本語で歌ってたと思うけどあれはデビューじゃなかったっけ?
(正しきファンではないのでその辺がよく分かっていない。)



調べてみたら'10年に発表したアルバム『多出來的自由』の
日本盤『FREEDOM』のボーナストラックの一曲だった。
当時、これ何度も聴いてたっけな。ジェリーといえば
見た目ものすごくかっこよいのに、日本語を話すと突然
あほっぽくなる(失礼!!)というか、ふにゃふにゃで、
日本語の発音が苦手&歌唱力も結構ギリギリな印象があり
それを思うと「お、意外とイケてるやん」と思った記憶。
巧いとまでは言いがたいけどめっちゃ努力してるのだろう。

今秋、満を持しての日本デビュー。
(所属レコード会社のNEWSリリースはこちら。)
CDのタイトルは未定だが、初回盤は天使ver.と悪魔ver.があり、
それぞれに特典DVDがつく、結果なかなか高価な代物に。
それの両方を予約した人だけが握手会に参加できる。
(それに加えて通常盤も予約するとフォトセッションも。)

東京会場は参加者しか見られないクローズドだったが
大阪会場はあべのキューズモールのオープンエリアで
握手会がなくても見ることができるという状況。
ゆえに、久しぶりにジェリーの美しいご尊顔を拝すべく
午前10時ごろ、友人と現地待ち合わせ。

会場に行くと、そこから離れた場所にあった
整理券の引き替えを待つ長い長い列のほかは
無料エリアにはまだ人の姿はまばら。
1フロア上で見やすい場所を吟味して、持参していた
フリースブランケットを敷き、飲み物を確保して準備万端。



午前11時半ごろになってくるとだんだん人が増え始めてきた。
いったい誰が来るの?と尋ねている人も多々。
「並んでるのがおばちゃんばっかりやからどっかのイケメンかな」
と大声で言いながら無邪気に眺めてる男子もいた。
だれがおばちゃんやねん。しかしそうだ、君の想像通りだ。

正午少し前、キューズモールの中を普通に通り抜けながら
会場裏にジェリーがやってきて、一気に観客が色めき立つ。

午後12時10分頃、ついにイベントスタート。
MCの呼び込みと共にステージ上にジェリー登場。
黒のノースリーブとパンツの上下。腕が筋肉隆々。
肩ぐらいの髪、前髪も目にかかるぐらい長く麗しい。
ビジュアル的に完璧、やっぱりこの人かっこいい。

前日にあった東京でのファンミーティングに参加していた
友人から「大阪では歌ってくれるかも」と聞いていた通り
今日は生で歌声を披露してくれるとのこと。
数日前の東京での発売イベントでは音源を流すだけで
あとは全部トークだった。(早々に動画がUPされている。)

やった、歌が聴ける!!
(って、CD発売記念イベントなのだし、
ものすごーーーーく当たり前のことなんだけれども^^
聴けないことの方がちょっとおかしいのだけれども^^)

日本語での挨拶&通訳の周さんいじりもほどほどに、
早速、収録曲「To Be With You 」を披露。
睡眠時間3時間に削ってがんばって覚えたという日本語曲。
(ていうかそもそもなんで歌詞まだ覚えてないねん〜!)

バックに流していた歌音源と多少ずれもあったけれど
一生懸命歌ってくれてるのはすごく伝わってきた。
こんな大阪の下町までジェリーが来てくれて
日本語で歌ってくれてる、もうそれだけで満腹だった。

歌が終わったら再びトーク、もなく
そのまま流れるように握手会へと突入。
その様子を1フロア上から眺める我ら。
思っていた以上に一人一人丁寧に接してくれている様子。
ファンの言葉も周さんが横について通訳してくれている。
一人5秒ぐらいはもらえているだろうか。
1時間ほどそれを眺めながら、ぎゃーぎゃー言いながら、
そこを離れることができずにいた。
その間もMCの男子が煽る。

アジアの大スタージェリー・イェンの握手会です。
CDを予約すればいまそのまま握手ができます。
こんな機会はもうないかもしれません。

そうだ。もうないかもしれない。
しかも、先にネットで予約しておかなければ
参加できないと思っていたこの握手会、
今日会場で予約しても行けると知ってしまった。

握手会の列が徐々に短くなり、
この列が途切れ次第握手会は終了です
という言葉に友達と二人、心を決めてからは行動早し。
ATMに急行してお金をおろし、会場に戻って予約用紙に記入。
握手券をゲットしてもうあと30人もいなくなっていた
握手の列にギリギリ滑り込んだ。本当に、超ギリギリ。



友達は両手を恋人つなぎのようにしてにぎにぎしてもらう、
私は頭をぽんぽんしてもらう、そう決めて自分の順番を待つ。
間近に見るジェリー、やっぱりすごく男前。
私の人生で出会った男子のうち、間近でその顔を拝見して
かっこよすぎて思わず見とれてしまった人が2人いて、
その一人がジェリーなのだけれども、相変わらずお美しいことで。
(ちなみにもう一人はチュートリアル徳井さん。)

友達は無事ににぎにぎをしてもらい、
私は無事に握手と頭ぽんぽんをしてもらい、
もう感無量…なんも言えね。

体の力がへなへなと一気に抜けてベンチに座り込んで
しばし動くことができなかったほどにかっこ良かった。

それからほどなく握手会が終わり、
その後フォトセッションが始まった。
フォトセッションは20人ずつを1組にして
ジェリーと一緒に撮影をしてもらえる。
前列の椅子に10人、後列に立って10人、
そのどの位置にジェリーが来るか分からない。
前列中央かもしれないし、後列はじっこかもしれない。
そんなことを繰り返しながら全部で25組。

最後まで見届けてお見送りもして終了。
全部終わったのが15時過ぎ。喉からから。

あれ?わしジェリーファンだったっけ?
F4で誰が一番好きってヴァネスだし、
ジェリーは一番興味ないって言うてたのになぜ。
昔は本当に、単なる男前と思って興味ゼロだったのに。
実際、高いCDを買ってまで握手はいいかと思ってたのに。
でもせっかく大阪に来てくれるなら見てみたいじゃない、
とミーハー心丸出しでやってきたら見事に罠に掛かった。
生身のジェリーの吸引力、おそるべし。

相変わらず一番好きなのはヴァネスだけれど
ジェリーは常に輝く台湾のスターで在り続けてほしい。



※多くのジェリー迷さんが持っていたので
「記念に写真撮らせてください」とお願いしたら
「2枚あるから1枚どうぞ」といただいたミニ団扇。
遠くからずっと見ていた段階から
「“旭”なんて書くの、日本のレコード会社の配布物では
絶対にないよな、絶対台湾のファンクラブかなにかだ」
と友達と予想していたのだけれど、ファンのあいだでは
超有名な私設ファンサイトの制作物でした。さすがっす!!

コメント

人気の投稿