_trip 下雨天在咖啡館('14年5月台湾旅)

もうずっとずっと雨だったんす。
悲しいぐらい雨だったんす。
小雨レベルじゃなかったんす。
雨大嫌い、傘大嫌いなもんで
雨が降るとどうしても屋内に逃亡してしまう。
結果、ようカフェに行ったなあという話。
なんだかんだでひとりカフェが好きなんす。

民生社區。
雨の富錦街はきれい。
雨降り大嫌いだけどもここはまあいいかと思える。
背の高い街路樹の緑や、道路脇の花壇の花が
しっとりして鮮やかで、みずみずしくて良い。







富錦街にあるFujin Tree 353。
目と鼻の先にあるセレクトショップ、Fujin Tree355が
新しく開いたカフェ。同じ通りオープンしたBEAMSの
スタッフさんと思しき日本人男子も別店の男子と
打ち合わせがてらの談笑をしていたり、なんかしらんが
わしが思うところの東京めいた風情がたっぷり。
(意味なく妬みがすごい・笑)
だってここは台北、CAPITALだものね。








香港のイラストレーター・KylieのZINEも取り扱われていたよ。



ミルクティーを頼んだら
ケメックスのコーヒーメーカーに入れられて
絵に描いたような「おしゃれ」が運ばれてきた。
値段がとっても高くて220元、日本円にして約800円。
台湾カフェはだいたいどこも高いけど
(150〜180元ぐらい)ここはバツグンに高かった…。
空間とか器とかとびっきりにしてあるから相応なのだけど
貧乏旅行者のわしは気分的に
4時間ぐらい粘らなければ元が取れないよ。
これをビビらず注文できるなんて
平均給料が日本の2/3とか嘘やろ。
や、わしみたいな者が来て良い場所じゃなかったんだな。
瀟洒な高級住宅街、民生社區だもの(泣)。
(あの夢のような円高、アゲインーーー!!)

だけども雨降りの今日ぐらいは贅沢させてよ、
ちょっと背伸びさせてよ、てなもので。
ミルクティー自体はとってもおいしかったから、もう良い!

ーーー

市街地から少し離れた天母。
鳥咖啡はなにで見つけたのかもう覚えてないけど
わざわざ、もうバスに乗ってわざわざ行った。
なにを求めてだったか、今となっては覚えていない。
大雨続き過ぎてやや予定の組み立てが
やけっぱちになってた部分はある。







その名の通り、大きな巣箱に鳥が何羽か飼われている。
インコ、でいいんかな。かさかさと動く様が癒やし。
日本ではフクロウがいるカフェが増えているけれど
台湾でもインコに替わってフクロウカフェとか
今後できてきたりするんかしら。

ーーー

中山。
定宿が中山にあるのでこの辺はよくぶらぶらする。
傘も無意味なほどの雨が降り、
雨宿りがてら飛び込んだのが赤峰28。
建物丸ごとが複合ショップになっていて
1階手前は日本人フローリストが営むNettle+plants花店、
奥には小器生活用品、2階、3階も雑貨店。
空間はとてもすてきなのだけど、“日本にある感じ”なので
日本人旅行者があえてここで買うべきものはないかな。
植物は日本に持ち帰れないしね。





窓ガラスをたたきつける豪雨。傘も意味をなさぬ今、
ここまでぎりぎり濡らさずに保っていたスニーカーも
最終日にして水没は免れますまい。










nichinichi+park。
赤峰街にあるnichinichi(日子咖啡)の2号店。
古いビルの2階がリノベーション、
比較的小さくていつも満席なことが多い1号店よりもかなり広々。
真ん中に大きなテーブルがあって
全面開口した窓添いにはカウンター、そこから公園を望む。
メニューは(たぶん)同じで相変わらず紅茶はない。
本当はコーヒーをとてもこだわっているのだけど
コーヒーが飲めない体質ゆえどうしようもない。
もっぱら有機花茶を飲む。

台北を出るまであと4時間、というところで
スニーカーはついに水没、
足下ぐっちゅぐちゅの最悪な気分で旅を終えた。

いつも、ノープランで、ゆるゆると過ごすと思いながらも
日が経つにつれて謎の焦燥感に苛まれて
突然動き出すからなにかと段取りが悪すぎる。
今回は特に、なんかいろいろ、だめだったなあ。

次はかつてないほど、
びっちびちに計画立てて行ったろかしらと思う。


'14年5月台湾旅、これにて完。
お付き合いありがとうございました。

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