_trip 阿里山/茶田35號('15年5月台湾旅)

5月18日(一)

ザッツ土産物店が立ち並ぶエリアにおいて
明らかに趣を異にする茶葉の店があった。
阿里山と言えばお茶の産地としても有名。
これは観光客向けの高い店かしらと思いながらも
お茶を飲みたい誘惑に負けてするするとピットイン。





スタイリッシュすぎず古い趣も醸す内装も、
パッケージもとても良い感じ。
老闆曰く、ドイツのデザインコンテストで
結構いいところまでいったんだよとのこと。
こりゃ値段も絶対高いでー(しつこい)と思ったら
思っていたよりもお手頃な感じがした。
観光地のど真ん中だし、
もっともっと高いと思ってたから、というのもあるかも。
あと茶農家直営の茶葉店であるというのも大きいと思う。

老闆によると、この日はちょうど
阿里山茶の春茶の品評会が開催されているとのこと。
老闆も茶葉を出品しているとのことで
その結果待ちということだった。

せっかく来たし、試飲させてもらおう。
老闆におすすめをたずねたところ
「どんな味が好き?」と好みを聞いてくれたので
「緑茶みたいな、青い味が好き、安渓鉄観音みたいな」
と伝えた(つもり)。
さすれば手摘みの「珠露茶」なるお茶を勧めてくれた。

初めて聞く名前。
あとから調べたら、珠露茶は台湾十大銘茶の一つで、
阿里山の石棹茶區で作られているものなのだとか。

茶田35號の珠露茶には発酵・焙煎の度合い違いで
いくつか種類があって、これは一番浅いもの。






ゴールデンドロップまできちんと抽出。



透き通った翡翠色の一杯。
発酵、焙煎共に浅めなので香りがとても爽やかで
味わいもさっぱりとして私好み、めちゃおいしい。
(や、正直、詳しい味のことは私は分からんが。)



ほかにだれもお客がいないことをいいことに
試飲とは思えない勢いでしっぽりとお茶を楽しむ。
すると老闆の携帯電話が鳴った。
阿里山茶の品評会の結果が出たとのことで
私がいただいた珠露茶は3等奨になったとのこと。
わー、おめでとうございますー!
嬉しそうな老闆を見ると部外者の私も嬉しい。

外はすっかり暗くなって、
お客もほとんど来ない時間になっていたから
状況に甘えて老闆にいろんな話を聞かせてもらった。
カレンダーの裏紙で筆談をしながら
阿里山の自然の話(聞いてるだけでうっとりする)、
こないだのデモのこと、好きな音楽のこと、
次に行く嘉義のお進めのお店などなど。
お茶の話も聞きたかったけど
いかんせん私の語学力が全く追いつかない。



長居しすぎて、県知事? 副知事?
なんかそんな偉いさんにもらった(らしい)
パイナップルをよばれる有様。ごっつぉはんです。



店内に無造作に立てかけられてたこれ、
よく見たら「頭等奨」とあるね。
阿里山の冬茶の品評会で1番を獲ったってことかな。
なにげにすごそうな話だのに老闆はこれには一切触れず
パッケージデザインがいかに頑張って作ったかって話ばかり。
お茶にも愛情はもちろん注ぎまくってると思うけど
デザインに対する熱意がね、熱意がすごいねん、老闆の。



記念に写真を撮ってあげるよとのことでこれ。
一人旅は己の写真が残らないので助かります。

明朝は日の出を見に行くんだと言うと
明日はたぶん晴れるからきれいに見えるよと嬉しい言葉。
そうあることを私も全力で願います。

謝謝老闆。您那裡的珠露茶很好喝。謝謝。

つづく

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