_diary 大山崎春茶会
ずっと行ってみたかった大山崎春茶会は
アサヒビール大山崎山荘美術館で季節ごとに開かれている。
どんなものでもいいから一つ茶杯を携えて出かける。
参加料は1,000円。
美術館の中や外にいくつかの茶席が設けられていて
マイ茶杯を持ってぐるぐる巡るというシステム。
気に入ればそこにずっといても良いし、
あとで再び回っていくこともできる。
中国茶を介したウォークラリーみたいなもの。
今日、明日とあって
今日いただけたのは、
明前梅家烏龍井@竹秋席(茶室彩月庵)
苦丁茶 幼葉@上投茶席(トチノ木亭)
明前黄山毛峰@釜煎席(蓮池テラス)
てん緑@柑橘茶席(温室通路)
花湯 金蓮花+冰糖@独酌亭(大木前木陰)
緑豆湯@緑豆湯席(蓮池近く前庭)
の6種類。
空間にあわせた掛け軸、生け花、茶盤、
茶葉にあわせた茶のいれ方(上投法、中投法、下投法)、
日本の茶道なみに凝っていて、
でも参加する方としては茶杯を差し出して
お茶を入れてもらうだけなので気楽。
その場その場の景色を眺めながら喫するだけ。
個人的に好きだったのはやっぱり明前龍井。
緑茶は好みではない(というか得意じゃない)けれど、
中国茶の緑茶はわりと大丈夫、
逆に龍井茶はおいしくてびっくりした。
とはいえ、どんな香りだ、どんな味だと
細かく表現できる舌は持ち合わせていないので、
ただおいしいと思った、と、それだけ。
あと苦丁茶も意外とおいしかった。
これは茶葉が一般的なお茶の葉(椿科のやつ)ではなく
オトギリ草を使っていて、
嗜好品のお茶というよりも薬効を求めて飲む人が多いらしく
名前の通り、苦い。
けど葉っぱのかたちがかわいくて、色も鮮やかで目に楽しいし、
一煎目をぐいっと飲むぐらいでは苦味はないから平気。
でも口に入ってきた茶葉を噛んだらやっぱし苦かった…。
一人で行ったし、この後別用もあったしで、
のんびりできるほどではなかったけれど
次の機会もあればまた遊びにきたい。
てか、この会を主催しているのが
私が月一でお茶を学んでいる
(否、私がただ旨いお茶と点心を楽しんでるだけの)
黄先生なので、帰り際にお話ししていたら
「次はスタッフやってみますか?」ですって。
真的!?
予定があえば是非やってみたい、かもしれない。
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