_diary 夏もまた、大山崎

会社の先輩Mちゃんと大山崎山荘美術館に行ってきた。
『アートでかけ橋』という展覧会をやっていて
ずっと行きたいと思っていたのだけれど
ちょうどこの週末、恒例の「大山崎夏茶会」があるので
このタイミングまで行かずにいたのだ。

かばんにMちゃんの分と2つ茶杯を入れて出かけたけど
16時までなのに到着したのが15時50分。
全然間に合わなかった。
でも仕方ない、仕事だったのだもん。

そしたら前庭で黄先生に会って
そこにあった氷出しのジャスミンティーだけごちそうになった。

中国茶はペットボトルの以外はいつもホットで飲むので
冷たいのもなかなかのもの。
思ったより味もきちんと出てるし、おいしい。
たっぷり茶葉入れてくれてたし、そりゃ旨かろう。
それに普通にお水もおいしいのだろうね。
大山崎の水だそうですが。

 

 

展覧会の方はというと、これがやっぱり結構宜しくて。
パラモデルは大好きな作家さんで
きっといいだろうなあと思ってたらやっぱり良かった。
あとの二人(セリーヌ・オウ&小沢剛)の作品もステキだった。

でも大山崎山荘は雰囲気は抜群なんだけれども
いかんせんそんなに広い美術館ではないから
出展点数的にはそんなに多くない。
一通り見終えて、急いで山を下った。
木漏れ日が心地よかった余り、軽快に『豊年音頭』唄いながら。


駅に戻ってバスを待つ。
『アートでかけ橋』は大山崎山荘美術館以外にも
3つの公民館的な会場で展示が行われている。
17時で全部閉まってしまうので全部行く余裕はないから
とりあえずどういても見ておきたかったパラモデルの展示会場へ。

ほらやっぱりな。めっちゃええやん。
見ているだけでワクワクする。
繋げるものがプラレールから配管へと変わっていた。
方眼紙のようになった板にミニチュアの木がいっぱい立ってる。
こういうの、触りたい衝動に駆られるよなあ。
別室にあった「おばけ」も良かった。

駅から一番遠い場所にある会場なので
どうしても最終のの循環バスに間に合いたくて
あっという間に会場を去った。
10人乗りのバンで駅まで戻って
もしかしたら駅前の離宮八幡宮ならまだ間に合うかもと
急いで向かったら、見ることできた、小沢剛の新作。
木と木の間にでっかい作品が架けられていた。
こういう空間で見るとまたオツなもので。
こうなってくるとセリーナ・オウの作品が観られなかったのが
残念だけれども、離宮でさえ、私たちが去ってすぐに
重たい門をぎぎぎと閉じていた。もう間に合うはずもなかった。


秋の茶会は時間に間に合うように行かないとね。

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