_trip 杭州〜武義バックパック旅 義烏ってどこやねん!('12年10月中国旅)

15時49分発の列車に乗るべく
急いで郭洞村から戻ってきて武義(武义)駅へ。
切符売り場で中国語が話せる同行ずんこが
上海行きのチケットを買おうとしたら
なにやら窓口でもめている…ん?ん?没有?
なんと、15時49分の切符は全席完売とのこと。
(无座すらないって!)

マジか!!!!

じゃあ、次の16時43分は?
それも上海行きはない。というか、今日の分は全部ない。

マジかー!!!!

途中まででも行けないかとずんこが必死の交渉。
とりあえず16時43分発のであれば
義烏(义乌)駅までなら硬座がある、と。

マジかーー!!!!
ていうか、 義烏ってどこやーーーー!!!!

そんな見知らぬところまで行ったところでその先はどうなる?
明日の夕方には日本に戻る飛行機に乗らないといけないから
どうにか今日中には上海には帰りつきたい。
でも今のところ、列車のチケットはない。
ここかどこかに泊まって明日の朝に帰るか。
それで果たして間に合うのか。
恐れていた中国の切符パニックでございます。
週末をナメていた…杭州を…上海を…ナメていた…。
てか、分かっていたはずなのに。
列車の切符はうっかりしてると完売してしまうことを。
ここまでの切符取得が意外にスムーズだったから…迂闊だった。

切符売り場にほかに誰も並んでいないことをいいことに
ずんこが窓口のお姉さんと引き続き交渉。
それによると、とりあえず義烏駅までは硬座で行け、
その先は車内で無座(无座)の切符が買えるかも、とのこと。

中国の切符の販売システムがいまだ分からないのだけど
とりあえず言われた通りにするしかありません。
義烏までは硬座で15元。
武義(wuyi ウーイー)からの義烏(yiwu イーウー)。



義烏までしか行けない切符を見つめて途方に暮れるずんこ。
しかし今はこのチケットを頼りに少しでも前に進むしかない。
上海行きの長距離バスとかあるかもしれないしね。
ずんこの友人情報によると、義烏は雑貨の町で知られ、
大きな市場があり、中国全土から買い付けにやってくるとか。
や、気になる。気になるよ。気になるけど、
のんびり雑貨見てる余裕、一切おまへん、少なくとも今は。



これ、武義西バスターミナルで見つけた
果物を売る自転車屋台。
「女子に良い」でおなじみの东枣(棗)です。
ずんこにもらって食べたのがおいしすぎて自分でも買いました。
これ、買ってて良かった。待ってる間、これ食べて繋げたから。



さて、話は武義駅に戻りまして。
駅周辺には喫茶や食堂など
ちょっと時間を過ごせるような場所は一切なし。
駅前ではもうすぐイベントがあるのか
中国の伝統音楽隊とおぼしき演奏者たちによる
リハーサルが行われていました。
ヴォーカルのおじいの声がでかすぎてマイク音割れ。
耳をつんざくハイトーンヴォイス。楽器とのバランスよ!



16時43分発のはずが、もちろん今回も遅れに遅れ
おそらく17時半ぐらいだったかと思います。
待合室にもうすぐ列車が到着するアナウンスが流れ、
改札開始、やっとホームへ。いよいよ義烏とやらに移動です。



この列車、これから遙か北にあるハルピン、
そして牡丹江にまで行くのですね!
到着は明日か明後日か…そう思うと中国って本当に広い。


帰りの車内は外がまだ明るいこともあり、
また周囲の客層的にも行きよりもかなり雰囲気良し。
日本語喋ってもそんなに危険な感じもしない。
ただ、とりあえずお腹が空いて空いて仕方なく、
ちょうど通り掛かった売り子さんから弁当を10元で購入。



これが中国の駅弁(列車弁?)でございます。
長距離列車には厨房が付いているので
できたての弁当が売られていて、もちろん温かい。
中華圏の人は冷たい弁当を食べる習慣がないのだよね。
駅弁は台湾でも食べたことあるけど、
私は断然中国の駅弁の方がおいしいと思っております。
材料とかはきっと台湾の方がちゃんとしたの使ってると思うけど
中国の駅弁、なんかしらんけどわし的にはめっちゃ旨い。
以前、成都から北京まで40時間かけて列車旅したときも
車内販売のカオス飯(皿の上に白ごはんをのせ、
その上におかず2、3種類をががっといっしょくたに
盛られていたのでこう呼んでいました)がおいしくて
その記憶にいまでも鮮明に残っております。
今日のこの弁当も、凍豆腐の炒め物、胡瓜の炒め物、
なんかの肉の甘酢炒め、漬け物、ごはん、全部おいしい。
久しぶりに駅飯が食べられて嬉しい!
10元でこの感動ぶり、安上がりな人間ですよ、わし。
席があるうちに食べちゃえとガツガツ一瞬で食べ終えました。

義烏は武義の次の駅で1時間ほどで到着。
そのまましれっと席に座っていたけど
もちろん次に座る人がやってきて
明け渡すこととなりました。

列車が義烏を出発して、さあ、どうなる。



我らが乗り込んでいた車両の最後尾に
こういうチケットブースみたいなのがあって
そこで切符が買えるシステムなのでした。
本当は上海まで行きたいけど
この列車はそもそも上海には寄りません。
ゆえに、杭州までの切符を購入することに。
「卧铺已满」とは寝台はすでに満席ってこと。

武義から義烏までの切符を見せ、
杭州までの無座切符を購入。24元。
あと2時間、席なしで乗り切ります。



デッキもこの状態。
ずんこは車両の中に立って、
わしはデッキのすき間を見つけて
おのおの2時間を過ごしました。

1時間近く経ってくるとだんだんどうでも良くなってきて
日本人ってばれてももうなんでもいいやと
リュックサックから持ってたノーパソを取り出し
少し広めのスペースを確保して
リュックをイス代わりに座ってDVD鑑賞スタート。
えへへ、持ってきていたのです、今猛烈にハマっている
Kis-My-Ft2のコンサートDVDを。
中国まで来てあほかというなら言いなはれ。
わしゃもうこれさえあれば3時間は頑張れる。
武義駅の待合室にあった電源でばっちり充電したしね。
もはや誰にどう思われても構わない、
ここは中国、わしより変な人いっぱいいる。
喫煙スペースでもあるのでたばこの煙を浴びながら
DVD観てちょっと口ずさんだり軽く踊ったりしながら
しんどくも楽しく残り時間を過ごさせていただきました。
おかげでそこからは比較的あっという間に杭州に到着。

杭州駅で列車を降りて、一旦改札を出、
昨日の朝も行った切符売り場に再び行くも、
やっぱり今日上海まで行ける切符はどの席もないとのこと。
そんな様子を見ていたバスの客引きのおばちゃんに連れられ
長距離バスのりばへ。
杭州火车站から上海南站まで約2時間、80元。

高!

でもこれに乗れば今日中に帰れるし、
2時間ぐらいで着けるなら、と決定。
本当はちょっとご飯食べてから出たかったけど
一度覗きに行ったバスがもう間もなく出発とのことで
このまま乗って帰ることにしました。 座席は満席。
でも高いだけあってバス内装もきれいで結構快適。
20時45分に杭州駅を出発し、
22時50分ころ上海南駅に到着。
無事、その日のうちに戻って来られました。

バックパック旅はこれにて終了。
やっぱり中国はなんだかんだで旅が面白い。

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