_trip 春秋航空のこと('15年1月上海旅)

1月16号(五)

今回の使用エアは春秋航空。
中国LCCで上海と国内外各都市を主に結んでいる。
当初は日本には茨城や高松、佐賀などしか就航先がなく
そこまで行く時間を考えるとなと二の足を踏んでいたところ
このたびめでたく関西便が就航、ウェブサイトを見たところ
かなりお求めやすいお値段で迷いなくここに決めた。
ちなみに今回は片道10,000円弱。
そのうち790円(セール価格)が航空券代、
2,000円ぐらいが空港利用税、残り全部燃油費。
百万が一墜ちてもなんも言えねーの世界。(言うけど。)
だって往復20,000円以下ってさ。どうなってるの。

2時間前に関空に到着すると特に遅れは出ていない模様。
搭乗手続きもやや混んではいるもののLCCにしたら許容範囲。
(でも手荷物の具合で鬼混みになる可能性も大ゆえ
早めに行くことにこしたことはない。)
春秋航空にデメリットがあるとすれば
その手荷物の無料引き受け重量で、1人15kg。
個数は何個になっても良いけど、
機内持ち込みも預けも小さなポシェットも全部まとめて15kg。
行きはまあ良いとして帰りはかなり考えて買い物などしないと
あっという間に超えてしまうレベル。
超過すれば1kg単位で料金が発生するのだけれど
これが結構高いのだ。

搭乗口は意外とターミナル連結タイプだった。
一番端っこの搭乗口まで行ってさらにそこからバスで
飛行場にぽつんと駐まってる飛行機にタラップで乗り込み、を
覚悟していたわしとしては(良い意味で)拍子抜け。

座席の狭さもLCCゆえに想定内。
リクライニングができないので前席の人がぐいぐい下がって
狭くなる心配もない。リクライニング使わない派的にはナイス。

乗客はほぼほぼ中国人といった雰囲気。
機内に乗り込んだ瞬間に中国という感じがしてテンションが上がる。

機内食はもちろんないけれど上海までは(たぶん)
台湾行くより早くて行きが3時間、帰りは2時間、
あっという間で着くので問題なし。
行きは出国後にスタバで飲み物をタンブラーに詰めていたので
それとサンドイッチで朝食完了、あとは到着まで眠るのみ。

上海に到着する30分ぐらい前だったか、
なにか音楽が聞こえるなと思ったら体操。
中国語でなにを言っているか分からないけれど
CAさんが通路に立って見本を見せてくれるので
それに合わせて乗客もマネをする。首を回したり腕を回したり、
さらに中国らしく頭や顔のツボ推しまで。(気持ち良い。)
これが結構楽しくて、大半の乗客が参加していたように思う。
この様を俯瞰で見るのもまた楽し。





それが終われば次は上海語講座らしきものが始まった。
「おいくらですか」みたいなよく使われる内容で、
北京語(標準語)のあとに上海語とおぼしき言語が流れる。
言うても上海、北京語でがっちり通じるのだけれど
上海語を敢えてここで覚える意味がよく分からないのだけど
地元の言葉を少しでも話した方が交流もより盛り上がる
みたいなことなんだろうか。
てか、日本から上海に向かっている時点で、
乗っている人はほぼ上海人か、上海経由で地方に帰る中国人。
これから上海を満喫しようとする人は
わずかばかりの日本人ではないかと思うのだけれど
日本語の解説はない。まあいいけどね、おもしろいから。

着陸も特に問題なく、超スムーズに上海に降り立った。

帰りもね、特に問題なし。
ただ、深夜便だったので体操と上海語講座はなかった。


どうあっても撮ってしまうこのショット。

つづく

(1つ前の記事はこちら

コメント

人気の投稿