_trip 自転車でぐるぐる特有種商行('15年5月台湾旅)

5月15號(五)

カフェで気が済むまで過ごしたあとは
MRTで忠孝東路方面へ。
台湾には年一回ペースで来ているけれど
来る度に新しい路線が開通していて
目に見えて便利になってきている。
バス路線もめちゃくちゃ充実しているから良いけど
旅行者にはMRTが断然使いやすいものね。

で、もう一つ、わしがちょいちょい使っている
便利な交通手段と言えばレンタサイクル。
今日行きたい場所が駅から少しずつ離れていることと
いちいちMRTを乗り継ぐのが面倒臭いということもあり
今回もUbikeをレンタルすることにした。
レンタサイクルと言えば
よそもの(旅行者)が主に使うというイメージがあるけれども
Ubikeは地元台北人にもめちゃくちゃ愛用されている。
台湾の携帯電話番号があれば
手持ちの悠遊卡(MRTの交通カード、ICOCA的な)で
登録、使用料金の引き落としができて超便利なのだけれども
そうでない場合は、クレジットカードを登録すれば使える。
けど、悠遊卡を使うよりもちょっと割高になるのがポイント。
さらになにが怖いって、事前に登録しておけば良かったんだけども
それをし忘れたがために、街なかのそこそこ大きい画面パネルで
登録をしなければいけなかったこと。
カード番号とか有効期限とかをその場で打ち込むわけで
誰かに見られたりしてないかな、盗撮とかされてないかなと
画面を隠しながら不審極まりない感じで登録をしたわけで。
(そうまでしてチャリンコ使いたかったのかという感じ?
そうよ、めっちゃ使いたかってん!)

実際の登録方法や使い方はこちらに詳しいのでご参照をば。



こんな感じでチャリンコが並んでいる。
一度登録すればカードをかざすだけで使用できる。
クレジットカードの場合は登録して1週間だったか3日間だったか
その間は再登録なしで使える。っぽい。(確証なし。)

最近は神戸とかでもこのシステムが拡充しててええこっちゃ。
神戸のコベリンは電動自転車(坂多いしね)だけれども
こちらはNot 電動。
しかも今回ちょっとサドルががたついてるやつにあたって
ケツ筋で押さえながら乗ってたから次の日筋肉痛になっていた。



なにせ利用者が多いので
一度留めて離れてる間に周りに同じUbikeが留められると
自分のがどれかわからなくなる。番号を控えておかないとね。

ただ正直、台北の道って自転車で走る仕様になってないから
めーーーーーっちゃ走りにくいのが事実としてあるよね。
交通ルールもいまいちわからないから、絶対右側通行なのか、
歩道走っていいのか、などなども不安。
とりあえず基本は右側、車道通行をキープしつつ、
大量に流れてくるバイクに最大限気を付けながら走る。
普段からチャリに乗り慣れているとはいえ、
大阪の荒い交通状況にも慣れているとはいえ、気は遣う。

華山創意園区あたりでUbikeを借りて
そのまま向かったのが特有種商行へ。
《セデック・バレ》《KANO》などを制作している
プロダクションが運営しているショップ&カフェ。
目当てはもちろんKANOグッズ。







店内撮影OKに甘えて写真だけは撮りまくる。

なにせ円が安すぎるものでこんな旅の冒頭で
グッズをあれやこれやと大量に買ってる場合ではない。
吟味に吟味を重ねて、缶バッジ3個と
永瀬正敏が撮影したKANO写真集(日本未発売)を購入。
よしよし、予定通り予定通り。

さっき、お茶したばかりだったので
カフェは利用せずに買い物だけ。
KANOに選手役で出ていた男の子がスタッフとして働いているよと
なにかに書かれていたけれどこの日は不在のようだった。



劇中でアキラが乗ってた山陽堂の自転車もお外に。

あ、そういえば永瀬正敏の写真展が今日からだったと思い出し
再びUbikeに乗って
松山創意園区まで行って(予想よりかなり遠く道も悪かった)
なのに目当ての展覧会はすでに終わってたとか
その近くにある気になってたお茶屋さんも臨時休業だったとか
このあとは割と踏んだり蹴ったりな感じ。

午後便の飛行機で到着する友人との夕食の約束まで
もうすぐという時間になっていた。
人気店ゆえに18時で日本から電話で予約済み。
(めっちゃ勢いに乗せられながら適当な中国語を並べて
なんとか予約したけどうまくいっているのかやや不安。)

待ち合わせまでにUbikeを返却したかったけど
見知らぬ土地で待たせるのも良くないと思い
自転車に乗ってそのまま店へと向かった。

このあと、友人から何の連絡もなく
週末で混み合う店内で40分も
待ちぼうけを食らう羽目になるとも知らずに。

つづく

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