_trip 長白小館で待ちぼうけ('15年5月台湾旅)

5月15號(五)

あっという間に日も暮れてきて夕食の時間。
今夜は19時半から
友人であるKim Wooyong(金佑龍)くんの
台北での初ライブ(おめでとう〜!!!)があり、
それに行く予定にしていたけれども
その前に本日の午後便でやってくる別班の友人らと
合流して夕食を一緒に食べる段取りになっていた。

夕食は別班メンバー・あまのさんの強い希望により
酸菜白肉鍋で超有名な長白小館で。
周りから何年も「旨い」と聞き続けていたものの
なんしか一人旅では到底行けない火鍋店、
今回わしも念願ついに叶うといったところ。

あまのさんと一緒にやってくる
わしのパイセンみぬえが、以前友達が行こうとしたが
満席で入れなかったと言い出し、週末だしその危険が
さらに高いであろうと日本にいるうちに予約だけしていた。
が、言うても電話越し、言うてもわしのへっぽこ中国語、
それでもなんとなーく予約できたっぽいけど確証が全くなく
どきどきしながら予約を入れていた18時きっかりに店に着いた。

みぬえ・あまのさんとはここで待ち合わせだが
彼女らの姿はまだなかった。
とりあえずまず予約できているか確認せねばと
彼女らの到着を待たずに店にイン、
名前を告げるとちゃんと予約ができていた。
予約帳には、INOUE+日本朋友2と。
うむうむ、合ってる、合ってるよ。
わしの中国語レベルにしてはグッジョブ、やるやんわし!!

店のおばちゃんにあとの2人は遅れることを伝えると
大丈夫とのこと。先にキープされていた4人席で待つことに。
しかし10分経っても現れないし、遅れる旨の電話もない。
数時間前に空港に着いたという連絡がきてたのが
わしが思っていたより遅い時間だったから
たぶん18時到着は無理だろうなとは思ってたけど
それにしてもどれだけ遅れるのだろう。
もしかして日本にいる気分でLINEで連絡とかしてきてる?
でもわしがWifi持ってないのは知っているはず。
しかしその後も全然音沙汰なし、
周りの席はどんどんお客で埋まってきてて
入口近くにすかんと空いた4人席で一人待つにも居づらい。
おばちゃんは相変わらず笑顔で「いいよ」と言ってくれて
それだけが救いではあった…けど、いつ来るのか。
周りにfreeのwifiが飛んでそうなところはないかと
荷物を置いたまま店を出て
せめて7-11があればと歩き回ってみたけれど
こんなときに限って近くに全然ない。
離れすぎたら遅れて2人がやってきたときに
困ると思うからあまり遠くへも行けない。
せめてどれくらい遅れるか分かれば対処もできるのに
マジで電話してこいよ、と
大先輩相手にリアルにむかつき始める。
電話する? なんでわしが電話せなあかんねん!
日本の携帯→日本の携帯で
電話代なんぼすると思ってんねん! …みたいな
わしの心せませまケチ根性もあふれ出てきたけれど
このままではお店に迷惑がかかると決心してみぬえに電話。

電話に出たみぬえの第一声は「もしもし〜」と
びっくりするほどのほほんとしていて
わしは明らかにキレた低く小さな声で「どこにいるんすか」
と返すと状況を一気に把握してくれたようで
「ああ、そっかLINE見れてないんか、ごめんごめん!!」
と慌て始めた。
「見れませんよwifiないのに。既読になってなかったでしょ」。
もう我ながら静かに激ギレ。
旅行の初っぱなから空気悪くなってももう知らん。
「ごめんごめんごめん!! あと20分ぐらいかかる」。
みぬえはものすごく申し訳なさそうにしていたので
(基本めっちゃいい人、逆ギレするような人ではない)
一旦それで電話を切って店のおばちゃんにその旨伝える。
おばちゃんは変わらぬ笑顔で「いいよいいよ大丈夫」。
わしが一人でテンパってるだけなんよね。
でも来る時間の目処が分かったら気持ちがだいぶん楽になった。

それから30分後、
タクシーから大慌てでみぬえとあまのさんが降りてきた。
うむ、急いでくれようとしている、それならもう良い。
(これでちんたら歩いて来てたら天誅。
 遅れているのに慌てない人はあり得ないって
 高校時代に音楽の授業で先生から学んだよ。)

18時から遅れること45分、
やっとメンバーが揃って夕食スタート。

こうなったらもう引きずらない
(いや多少はネタ的にねちねち言う)。
楽しく宴を始めようじゃない。

ちなみに二人はぼんやりして遅れたわけでなく
旅行会社の人の段取り(参加したツアーの都合で
送迎に加え、謎の免税店にも寄らされていた)により
遅れた=不可抗力であり、
わしが一人で勝手にぷんすこ怒っていただけのこと。
特に二人に非はないのだ。(がこの書きよう、
我ながらどうよと思うよね。
でも自分のゲスい心情ももれなく記録。)

酸菜白肉鍋の中サイズ(3〜4人前)を注文。
てんこ盛りの野菜、春雨、
あとはデフォルトで乗ってる薄切り豚肉のほかに
牛肉、豚肉、羊肉の中から肉が2種類選べる。
羊きぶんなあまのさんのリクエストで一つは羊肉、
そしてもう一種類は安定感抜群の豚肉にした。



台湾の多くの火鍋店がそうであるように
こちらでもつけダレは自分で好きに調合できる。
しかし味に鈍感なわしはこのシステムが超苦手。
間違いなく旨いタレを一つくれたらもうそれでいいねん。
冒険して変な味のタレを作りたくないねん。
対して、みぬえ・あまのペアはさすが食に貪欲、食に敏感、
あーだこーだと想像力を巡らせながらオリジナルダレを作り上げる。
うらやましいわ、その感覚がある人…
残り物でちゃちゃっと想像してごはん作れる系の人…
わしはそれを参考に、醤油、酢、おろしニンニク…って
もはやそれ限りなくポン酢やがな、みたいなタレを作った。
そう、わしは無類のポン酢好き。ポン酢にしときゃ間違いなし。
冒険なんていらん、無難においしいものを食べたい主義。

あまのさん曰く
「ここの店のいいところはパクチーが食べ放題なこと。
ここにはパクチー食べに来てるみたいなとこある」。

へー、そうなんや!!
日本ではもはや高級香味野菜のパクチーは
添えられているとしても気持ち程度、
パクチー好きにとって
パクチーを山ほどのせて食べるのは憧れの行為。
調味料コーナーの一番端にあったパクチーを
お椀にてんこもりの積み上げた。



なにかしらのだしが染みた豚肉は薄くても
やわらかくてジューシーでどんどんと箸が進む。
そのあいだに酸っぱめの白菜漬けが味に変化を与えてくれる。
羊肉についてはちょっと臭みが気になった。

なにせ集合した時点で19時前だったから
食べ終わったところですでに
ライブのスタート時間である19時半に達していた。
今回のライブはKim Wooyongくんと
台北のバンド、STAY COOLとの対バン。
登場はSTAY COOLが先とのことだったけれど
目当てのアーティストにだけ合わせて入って
また途中で出ていく、みたいなのは良くないよね、と
食べ終えたところでいそいそと会計を終えて
(みぬえとあまのさんが奢ってくれました…
到着までのわしの放つ空気がそうさせたよね
すみませんありがとうございます(>_<))
急いで最寄りの駅に戻ってUbikeを返却し、
タクシーでライブハウスへと向かった。

※こうしてつらつらと当時のことを書き連ねる
己の性格の悪さを存分に露呈しておりますが
実際今はもちろんなーんとも思っておりません(^o^;)
(記録しときたいなんでも記録。)

今回の台湾旅で行きたいところ、
一つ目クリアで満足。良かった良かった。

さあ次だ、いっそげー!

つづく

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