_trip コヴァーラムビーチの夕暮れ、そして帰途へ('11年1月南インド旅5日目)

アーユルヴェーダの施術中に胃の中身を
全部ゲロったせいでお腹が空いてるような
でも食べたらやばいような…
体は重くてだるくて立ってるのがつらい…。
アーユルヴェーダ後はさしたる取材もなく
あとはビーチのサンセット撮影をしたら終了、を前に
ガイドのビルさんが一足お先にデリーに帰ることに。
客を放置してガイドが先に帰るなんて前代未聞!? と
怒るべきところですが、実はビルさん、
これからティルヴァナンタプラム駅から電車に乗って
丸2日間かけて帰るらしい…。
電車の発車時間は限られていてこれを逃すとまた明日…。
と聞けば私たちは笑顔で送り出すほかありません。
もう通訳が必要な場面もないし、
空港まではドライバーさんが送ってくれるから問題なし。
ビルさん、5日間ありがとうございました…。
私が段取り上の文句(時々わがまま)を言うたびに
見せた悲しそうな顔…本当に悲しそうすぎて
途中から日本人一同
「ビルさんを悲しませてはいけない」みたいな
空気になっておりましたな…。
ありがとう、ビルさん、お元気で。






ビルさんと別れて我らはまたビーチへ。
アラビア海に夕日が沈むのを静かに待つことに。



海がオレンジ色に染まっていく、
朝焼けとはまた違った美しさです。
よろしければ動画なんぞもご覧いただければと。



夕日が沈み終えたらばあとは帰るのみ。
いそいそと車に乗り込み、
ティルヴァナンタプラム空港へ。

空港周辺はスラム街かと思うような雰囲気。
空港に到着してドライバーさんとお別れ。
入り口は軍人さんがセキュリティチェックを行っていて
一度入ったらもう二度と出られない。

国際空港とは言え、キャパは高知空港よりも小さい。
レストランも、あるにはあるけど、
やってるかどうかもわからない暗さ。
体調が再び悪くなっていきます。
気分が悪いというか熱ががんがん上がってる感じ。
お腹空いてるような、食べたいような、だめなような。
コーラを流し込みながら出国を待つのみ。





待ってる間も銃を持った軍人が見回ってくる。
アジアの空港って、わりとこういう感じよね。
中国でも、タイでも、わりと早々にスーツケースもがっちり
テープ貼られて、二度と開けられない感じになる。
一旦開けたらまたセキュリティ通してって面倒。
でもそれぐらいやらないといけないんだろうね。

体調絶不調で締め、という南インド旅だったけど
本当にいい旅だったと宣言できます。
また来たい、できればハニムーンとかで。
カレーを適度に回避しながら、また旅したい!

お付き合いありがとうございました。

(南インド旅一つ前の記事はこちら

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