_trip ART YARD 小藝埕('11年6月台湾旅)

迪化街で気になっていた場所がありまして
それはワトソンズの古そうで、でも実は古くない
建物の中にある小藝埕という空間。

1Fは型押し作家ユニット、In Bloomの
アトリエショップと、HAKKA BLUEなどの
陶器や生活の道具をセレクトしたショップ。

2Fはカフェとなっております。



店の名前は爐鍋咖啡(Luguo Cafe)。
オーナーさんはヒゲ坊主の一見強面、
でも笑顔がかわいくて親切な男子。
ここでは日本ではもはやどこでも置いてしまってる
(世界の全コーヒーの3%ぐらいしかないって
言うてんのになんでこんなにあちこちにあるの? な)
スペシャルティコーヒーが飲めます。

ここの場合、飲み方がちょっと変わっていて
いわゆる「工夫茶形式」でサーブしてくれるのです。
コーヒーの入ったポットと一緒に出されるのは
縦長の小さなコップ(=聞香杯)と
持ち手付きのデミコップ(=茶杯)。
まず縦長のコップにコーヒーをそそいで香りを楽しみ、
それからデミコップに移し替えて味を楽しむ。
もう本当にちょびっとずつ。
日本の喫茶店みたいにおっさんがコーヒー頼んで
がぶっと飲んでさっさと出ていく、
みたいなことはできません。

わしはコーヒー飲めませんので
コーヒー類はいつもほかのスタッフさんに
押しつけてすべて飲んでいただくのですけれども
カメラマンTさん曰く「おいしい」と。
ちなみに、友人のカフェ店主も
ここのコーヒーはおいしいと言うてはりました。
(他はあんまりだけど、という意味合いを含みつつの)

ニコニコしながらオーナー曰く
最近はこの工夫式サービスが
他店でもパクられ始めてるとのこと。
いやいや、笑いごとちゃうから。

ちなみに淡水にもお店がありまして、
一号店はそっちだったりします。



もうコーヒー飲めないのが歯がゆい。毎度毎度。
あ、それは体質ゆえです。体質ゆえですので、
「うちのはコーヒー苦手でも飲めるはず」と
強要しないでー!

つづく!

(台湾旅一つ前の記事はこちら

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