_trip 中山で、徳永英明を聴きながら('11年10月台湾旅)

はい!
ということで、しばし中断しておりました
台湾旅日記を再開します。
もういつの旅やんっていう話ですけれども
去年の秋ですよ、10月ですよ、もう1年以上経ちました。
このあと5月にも旅行ってるのにたまりにたまりまくり。
せめて去年の分は今年中に終わらせるんであります!


10月22日(周六)

個人的に大好きな中山エリア。
必ず立ち寄る当代芸術館を覗いて
いくつかお店もぶらぶらしたあと、
nichinichiへ…と思ったら開店してるはずの14時なっても
全然開く気配がないので、その代わりに
ガイドブックにもよく載っている
古い平屋の木造家屋の蔡瑞月舞蹈研究社に
併設されているカフェ、跳舞咖啡廳に行きました。



こちら入り口。
リトルダンサーたちも多く通っているからか
シャボン玉がちょいちょい吹き出る
かわいい仕掛けが施されています。



自分の小学校を思い出す懐かしい木造の平屋建て。
そうそう、木造校舎はこんな感じだったよ、図工室とか。
放課後はそろばん教室が開かれてて、通ってたっけ。
一人ノスタルジー。



掃除が行き届いていて床もぴっかぴか。
私が行った時はお稽古はありませんでした。



テラスの席で昼食がてらワッフルを。
日本では絶対食わんで、昼飯にワッフルなど。
だって高いんだもの、台北のカフェ。
じゃあ行くなっつー感じなのですけれども
ゆっくり書き物したかった(表現だけいっちょまえ)んだもの!
台湾ってほんとにワッフル(鬆餅)多いよね。
あとベーグル(貝果)ね。必ず置いてる。
これは水果鬆餅199元(ものすごく高い!!)。

食感は全体的にふんわりというかもっさり。
作り立てじゃないのか?もしくはそういうものなのか?
個人的には外がカリッとしてる方が好みなので少し残念。

BGMはなんか聴いたことあるなあと思ったら
徳永英明の、多分『VOCALIST』(いやよう知らんけど)。
ものすごく癒やされる。癒やされすぎて歌ってしまう。
You will always gonna be the oneとか歌ってしまう。
人が機嫌良くお茶してる最中、背後の席でなにやら揉め始めた。
外人が(つか、わしも外人やけど)店員女子にビールを注文したら
多分「ビールなら中に入ってください」と言われ、
多分「なんで中なのか?理解できないよ」と返す。
女子は困りつつ、
多分「道に面してるから…どうのこうの」。
この押し問答が延々と続いている。
外人、もう諦めて中入りなさいよ。
なんか分からんけどこういう屋外では飲んだらダメな模様。
店の方針なのか、国の法律なのか、よく分からないけれど。
まあ、子どもたちも通うバレエ教室の敷地内やしね。


この日、日本で買ったばかりの靴を嬉しがって履いていて
これが、分かってたことではあるのだけれども
底がうっすいうっすい靴で、歩けば歩くほど
足裏に激痛を引き起こしていくわけなのです。
旅となれば余計歩いてなんぼみたいなところがあり
完全にミスチョイスなわけなのですけれども
とりあえず中敷きを買おうと単語を電子辞書で調べ
初めて用事でデパート(新光三越)に入り、
靴売り場で店員のおばさまに
「鞋墊在哪裡?(中敷きはどこですか?)」と尋ねたら
隠し棚みたいなところから1枚取り出してくれました。
それを自分の靴に入れようとしたら少し大きくて
「小一點的沒有嗎?」と聞いたら
それを手慣れた様子でちょきちょきと切ってジャストサイズに。
「わー、ジャスト!」と喜んでいたらもう一方も
同じように切り合わせてくれたのでした。
底が厚くなって感触もふんわりでいい感じ。ありがたや…!
値段を聞いたら「いらんよ!持ってお行き!」的な。
わーーーん、おばさま、優しすぎる(泣)
きっとここで靴を買う人のための調整用で
特に売り物ではなかったんやろうけど
行きずりの小汚い日本人のために1セット使ってくれるなんて
もう感謝しかありません…。いつか恩返し…いつか…。



こいつは助けてあげないと!って
悲壮感漂ってたんでしょうか、わし。

台湾では出会う人出会う人いい人祭り。

つづく

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