_trip 幸せすぎる佳家汤包の朝食('15年1月上海旅)

1月17号(六)

朝食はここって決めていた。
限りなく見た目小籠包な「湯包」の名店。
小籠包と湯包ってどう違うか分からん。
あるいは名前が違うだけかもしらん。さあ。





入り口入るとレジがあり、メニュー看板を見ながら
ここで注文をして現金にこにこ先払い。
頼んだのはスタンダードな鮮肉小龙(豚挽肉13元)と
ゆで卵の黄身入りの蛋黄鲜肉小龙(20元)。
あと生姜丝(千切りショウガ1元)も忘れずに。
メニューはほかにエビ入り、カニ味噌入りなどもあり。



土曜の朝から大混雑の店内。
奇跡的にレジ近くの2名席が1つ空いてて
そこを確保することができた。
料理が出てくる間もどんどん人がやってきて
持ち帰りの人も含めててんやわんや。
タッパー持参で蒸したてを持ち帰る人、
蒸してない状態のを袋にたんまり詰めて帰る人、
いろいろありなんすね。





ガラス越しに厨房が覗ける。
てんこもりの肉がすさまじいスピードで
打ちたての皮の中に包まれていく。
中華圏の人がすごいのは
朝から皮から点心を作ることを厭わないことだ。
二つ返事で皮から餃子を包んでくれる嫁とか絶対良い。

わりとしっかり10〜15分ほど待ったろうか。



きたーーーーーー!!! 立ち上る湯気の向こうには
せいろの中の12個の湯包と、たれを入れる用の小皿。
なるほど、一緒に蒸すことであっつあつ、賢い。
せいろの底は竹編みとかじゃなくてもっとやわらかい
ワラみたいな素材を編んだやつ、初めて見た。

写真を一瞬で撮り終えて早く食わねば食わねば。
甘めの酢醤油に浸した千切りショウガちょいとのせてぱくり。

……………うま。なにこれめちゃうま。
薄い皮から肉汁がこれでもかとあふれ出す。
具もやわらかめで朝から食べても重たさなし。
なんじゃこりゃ、朝からなんたる贅沢。



12個なんてぺろりでございます。
2せいろあっても余裕でぺろりでございます。
まだまだ食べられそうな勢いだけど
ここから注文し直したらまたいつになるやら。
今回は黄身入りのと2種を食べ比べてその結果
ベーシックなのがやっぱ旨いという結論。
そう、台湾でも小籠包食べるときは何種類か頼むけど
ベーシックなのが一番旨いねってことになるのだ。

朝からどっぷり幸せな気分。
さすが名店、間違いなかった。

時間はもうすぐ9時半。
やばいやばい、早く宿に戻らなければ。
これからタイチーレッスンに参加するんだもの。

つづく

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