_trip 阿里山/奮起湖('15年5月台湾旅)

5月19日(二)

ホテルの別館で朝食を済ませて
少しだけ仮眠してからチェックアウト。

下山するバスに乗り込む前に郵便局へ。
阿里山郵便局はまるで廟のような立派な建物だった。



ここはF4(厳密にはF3)が出演した
台湾観光PRドラマ《這裡發現愛(君につづく道)》で
ヴィックが立ち寄っていたところ。
iPhoneに入れていた該当シーンのキャプ画と見比べると
だいぶん趣が変わっていた。
そりゃそうよね、もう何年も前だものね。

絵葉書の発送も完了したことだし
次なる目的地、奮起湖へ。



バスのりばは阿里山のターミナル(巨大駐車場)にある。
ここにレストランや土産物店などが集まっている。
この感じ、日本でもありそげな風景ね。



バスはセブンイレブン前から発車する。
10時30分発、奮起湖行きのこのマイクロバスに乗車。



乗車券はセブンイレブンで買えた。

奮起湖まではひたすら下ること約45分、
11時15分に到着。

奮起湖と言えば阿里山と麓の嘉義の間、
中腹にある小さな町。
そんでもってご存知《這裡發現愛》のロケ地だよね!

ここで音楽再生スタート、気分を盛り上げる。



ドラマの主題歌であるF4《在這裡等你》。
MVも載せておこう。



お昼になり、さらに標高も少し下がったので
気持ち良い涼しさ。
ここは嘉義発の阿里山森林鐡道本線の終着点。
以前は嘉義から阿里山まで行けたけれど土砂崩れなどにより
嘉義〜阿里山間は長らく運休したままになっている。



開放されている車庫。





現在もその姿が見られる赤いボディの列車のほか
かつて走っていたSLも保存されている。
そうそう、これよこれ。
これによりかかってヴィックがお弁当食べていたよね!
今ここでお弁当を食べていいか定かではないけれど
雰囲気的に、飲食しづらい感じ。

車庫からつづく線路づたいに駅舎方面へ。





お腹も空いてきたし鐵路便當(鉄路弁当)を買う。
SL前でお弁当を食べていたドラマのシーンが印象的で
ここに来たら絶対に食べたいとずっと思っていた。
どうせならヴィックたちも買っていたこの食堂で!
駅舎に一番近いからバス停からも離れすぎず良し。
イートインもできるようだけれども
時間もないし私はテイクアウトすることにする。
いずれの場合でもこの山小屋風の窓口で買うっぽい。

お弁当にはすべて鉄道に関する名前がついていて
香炸排骨は「光復特快」、
桂花茶葉鹹雞腿は「機關手」、
軟燒肉は「列車長」、
山豬肉は「中興號」
素食は「道班員」といった風に。
価格は外帯(テイクアウト)で120〜130元、
内用(イートイン)で160〜170元。
その中で燦然と輝く480元(内用520元)の
ハイクラス弁当が「登山食堂」弁当で、
好きな弁当1種類に
昔ながらの弁当箱、カトラリー、専用きんちゃく、
それとでっかい記念切符がセットになったもの。

480元…約2,000円…高い…けど…これは…買う一択。

前に並んでいた人のを観察するだに、
お金の払い方が面白い。





紙幣のおつりはふつうに小窓から渡されるのに
小銭はカラカラ言いながら上から落ちてくる。
勢いが付きすぎて小銭が受け皿から吹っ飛ぶ。
お客さんは意外と冷静。
私は背後で一人静かに興奮。はー、楽しい。
わざわざなぜこんな、と思うけど楽しい。

テイクアウトしたはいいけれど
思いの外、食べられるような場所がない。
駅舎の待合椅子でいただくことに。



記念弁当箱に直接入れてくれてるのかと思いきや
あくまで別々に、だった。
まあ汚れた弁当箱を持ち歩かなくていいので助かるけど
風情的にはちょびっと残念な気持ちよね。
味はもちろん問題なし。おなじみの、茶色いおかずたちも。



駅なのでここで切符が買える…んだけれども
阿里山森林鐡道は超人気ゆえに
当日では切符は買えないと聞いていた。
これはなにの列なのだろう?
いまいち、阿里山森林鐡道の仕組みがわかっていない。

私はバス停に戻って石槕まで行き、
そこから嘉義行きのバスに乗り換える。
石槕行きのバスは12時発でそこから石槕まで約8分26元、
そこから嘉義行きのバスが何時にくるのか
まったくわからないまま行ったけれど
12時20分ぐらいにはやってきて
比較的スムーズに乗り換え完了。料金154元。

石槕のバス停でほかに待っている日本人らしき人がおり
その人がバスに乗り込む際に
阿里山周遊切符的なのを見せていたので
それをどこかでゲットすれば
今回の私のようにいちいち細かく切符を買わなくても
安く便利に旅できると思われる。

阿里山は鐡道に乗れたとしても
奮起湖までは1往復しかないし、
バスの本数もかなり限られているので
効率を考えるならある程度の事前調査は必要。
しかし意外と情報が少なくて…
時刻表もわりとよく変更されるようであてにならないし
切符については調査が足りてなかったわね。
まあ帰れたから全然いいけど。

さあ、嘉義だ嘉義だ、KANOのふるさとだよ!

つづく

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