_trip 阿里山/祝山線('15年5月台湾旅)
5月19日(二)
ガッツで目覚めた午前3時15分。
もちろん外はまだ真っ暗、そんでもって…寒い。
持ってきていた薄手のウインドブレーカーと
デニムシャツだけだと寒さに不安があったので
バスタオルをストール代わりにして
さらに、持ってきていたスタバのタンブラーに
部屋にあったティーバッグと熱湯を入れいざ出陣。
なにがなんでも祝山線の切符を手に入れてみせようぞ。
午前3時半、駅の明かりはついているものの
人は誰もいない。誰も並んでいない。
1階の切符売り場の前にとりあえず並んで…みる。
並んでいなさすぎて自分が並ぶ位置が不安になる。
気温18度。マジで?
もっともっと寒く感じる。
切符売り場のところ、
よく見たら本日販売される当日切符の枚数が
表示されているではないか。
昨日の前売り切符販売数414、
本日の当日切符販売数286、てことは
定員は700枚なのか。思っていたより多い。
今日の販売数が286、なんだなんだ、全然余裕。
だって私、現在先頭だもの、絶対買えるわ良かった。
それならもっとゆっくり起きれば良かった…などとは思わぬ。
絶対に乗りたいのであれば必要努力はして然るべきだ。
午前3時45分を過ぎた頃には少しずつ人が集まってきて
列もどんどんと長くなっていく。
私の後ろに人が連なっていく、
大丈夫、大丈夫よね、ここに並ぶってことで。
熱いお茶をすすりながら、ただただ時を過ごす。
午前4時、ついに販売開始。
買えた。往復150元。
あとからわかったことだけれども
歩いてでも登れなくないみたいなので
帰りは日の出後の朝の澄んだ空気を感じながら
のんびり降りてくる、てのもいいかもね。
切符を買い終えたら2階にあるホームへ。
一番最初に切符を買ったくせに
嬉しがって駅舎内をうろうろしているうちに
ホームはすでに人だかりができていた。
しまった。座れるだろうか。座りたいんだ。私は。
きいきい大きな音を立てながら入線。
阿里山森林鐡道、乗車であります! 座りたい!
わりと簡単に座れた。
てか立っている人の方がごくわずか。
完売じゃないのだろうね。
特にシーズンど真ん中じゃないし、ど平日だしね。
こいつがずっと私を見てくる。
列車に乗っている間ファニーな感じでずっと見てくる。
午前4時半、発車。
列車のスピードは超低速。
ところどころ登山路と並走するように進むのだが
歩いている人とほぼ同じスピードではと思うゆっくり度。
きいきい車輪を軋ませながら約40分かけて着実に登る。
祝山駅、到着。
空がうーーーーっすら明るくなってきている。
雲はほとんどない、これなら日の出も見られそう。
この日の日の出は午前5時23分。
あと15分ほど。言うてる間にその時間はやってくる。
この駅の階段を登ればすぐに觀日スポット。
日の出を見るだけのために設えられた、駅、そして展望台。
ゆえに帰りの列車も日の出を堪能し終えた頃に設定されており
今日は午前6時10分。これを逃せば歩いて降りることになる。
祝山駅は海抜2,451m、
台灣鐡道で最も標高が高い場所にある駅。
出でよ太陽。
つづく
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ガッツで目覚めた午前3時15分。
もちろん外はまだ真っ暗、そんでもって…寒い。
持ってきていた薄手のウインドブレーカーと
デニムシャツだけだと寒さに不安があったので
バスタオルをストール代わりにして
さらに、持ってきていたスタバのタンブラーに
部屋にあったティーバッグと熱湯を入れいざ出陣。
なにがなんでも祝山線の切符を手に入れてみせようぞ。
午前3時半、駅の明かりはついているものの
人は誰もいない。誰も並んでいない。
1階の切符売り場の前にとりあえず並んで…みる。
並んでいなさすぎて自分が並ぶ位置が不安になる。
気温18度。マジで?
もっともっと寒く感じる。
切符売り場のところ、
よく見たら本日販売される当日切符の枚数が
表示されているではないか。
昨日の前売り切符販売数414、
本日の当日切符販売数286、てことは
定員は700枚なのか。思っていたより多い。
今日の販売数が286、なんだなんだ、全然余裕。
だって私、現在先頭だもの、絶対買えるわ良かった。
それならもっとゆっくり起きれば良かった…などとは思わぬ。
絶対に乗りたいのであれば必要努力はして然るべきだ。
午前3時45分を過ぎた頃には少しずつ人が集まってきて
列もどんどんと長くなっていく。
私の後ろに人が連なっていく、
大丈夫、大丈夫よね、ここに並ぶってことで。
熱いお茶をすすりながら、ただただ時を過ごす。
午前4時、ついに販売開始。
買えた。往復150元。
あとからわかったことだけれども
歩いてでも登れなくないみたいなので
帰りは日の出後の朝の澄んだ空気を感じながら
のんびり降りてくる、てのもいいかもね。
切符を買い終えたら2階にあるホームへ。
一番最初に切符を買ったくせに
嬉しがって駅舎内をうろうろしているうちに
ホームはすでに人だかりができていた。
しまった。座れるだろうか。座りたいんだ。私は。
きいきい大きな音を立てながら入線。
阿里山森林鐡道、乗車であります! 座りたい!
わりと簡単に座れた。
てか立っている人の方がごくわずか。
完売じゃないのだろうね。
特にシーズンど真ん中じゃないし、ど平日だしね。
こいつがずっと私を見てくる。
列車に乗っている間ファニーな感じでずっと見てくる。
午前4時半、発車。
列車のスピードは超低速。
ところどころ登山路と並走するように進むのだが
歩いている人とほぼ同じスピードではと思うゆっくり度。
きいきい車輪を軋ませながら約40分かけて着実に登る。
祝山駅、到着。
空がうーーーーっすら明るくなってきている。
雲はほとんどない、これなら日の出も見られそう。
この日の日の出は午前5時23分。
あと15分ほど。言うてる間にその時間はやってくる。
この駅の階段を登ればすぐに觀日スポット。
日の出を見るだけのために設えられた、駅、そして展望台。
ゆえに帰りの列車も日の出を堪能し終えた頃に設定されており
今日は午前6時10分。これを逃せば歩いて降りることになる。
祝山駅は海抜2,451m、
台灣鐡道で最も標高が高い場所にある駅。
出でよ太陽。
つづく
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