_trip 高雄/とんでも蓮池潭('16年4月台湾旅)
2016年4月24日(日)
高雄に来たらどうしても見に行っておきたいところがあった。
だいぶん以前に神戸アートビレッジセンターで見た
蔡明亮監督の映画『西瓜(原題:天邊一朵雲)』で
でっかい虎と龍のモニュメントの前で
スイカ柄の傘を持ったダンサーが歌い踊るシーンがあり
ストーリーは一切覚えていないのに
その場面だけは衝撃的だったのか頭の中にずっと残っていた。
それこそが、蓮池潭という場所だった。
地下鉄で左営駅まで行き、
そこからはのんびり歩いて行けなくもないけれど
今回は時短でタクシーにさっさと乗車。
出たー!!
これですよ、これこれ、見たかった風景。
ここが高雄を代表する場所だと知ったのは
映画を見ただいぶんあとだった。
昭和の観光地感みなぎる雰囲気がたまらなく良い。
蓮池潭というのはこの大きな池の名前で
その岸辺にに中華テイスト満載の建築物が
いくつか立っている。
くだんの映画で登場していたのは蓮池潭でも一番有名な龍虎塔。
龍の口から入って虎の口から出るとけがれや災いが落ちるんだとか。
龍虎それぞれ7層の塔が繋がっていて
くねくねしながら胴体部分を進むと塔の入り口があり、
階段で上に上がれば池がある程度一望できる。
映画を見たときのうっすらとした記憶から
龍と虎の前は広場みたいになっているのかと思ってたけど
くねくねとした通路になっていて
ようここでダンスできたなという感じ。
それにしても私の記憶って本当にあてにならんわ。
とにかくフォトジェニックなとんでもスポットなので
同行の友、えとさんと二人、
きゃっきゃと互いを撮影しまくり、
変な写真が量産されていく。
色彩がヴィヴィッドなのも良いのだよね。
常にええ顔しよるのよ、えとさんという人は。
人物もフォトジェニックやから
私のようなへっぽこフォトグラファーでも
味わいのある写真になる。
こちらはプロの腕前。
ほかにもいっぱいいっぱいあるけれども
これぐらいにしときまして。
ちなみに胴体部分(トンネル)の内側にも
極彩色で(と言っても古いものじゃなく昭和な趣あるペンキ絵ね)
仏典に出てくるであろうさまざまなシーンが描かれていて
それを見るのも楽しかろうかと。
蓮池潭にあるのはこれだけではない。
どどん。
どどん。
いいよね、なんかいいよね。
とんでも感がたまらなくいいよね。
「観光地とか別に興味ないねん」な人でも
ここはいろいろおもしろいから
立ち寄ってみたら良いかと思います。
ただ、この「とんでも感」を一緒に笑える人と、ね。
つづく
(1つ前の記事はこちら)
高雄に来たらどうしても見に行っておきたいところがあった。
だいぶん以前に神戸アートビレッジセンターで見た
蔡明亮監督の映画『西瓜(原題:天邊一朵雲)』で
でっかい虎と龍のモニュメントの前で
スイカ柄の傘を持ったダンサーが歌い踊るシーンがあり
ストーリーは一切覚えていないのに
その場面だけは衝撃的だったのか頭の中にずっと残っていた。
それこそが、蓮池潭という場所だった。
地下鉄で左営駅まで行き、
そこからはのんびり歩いて行けなくもないけれど
今回は時短でタクシーにさっさと乗車。
出たー!!
これですよ、これこれ、見たかった風景。
ここが高雄を代表する場所だと知ったのは
映画を見ただいぶんあとだった。
昭和の観光地感みなぎる雰囲気がたまらなく良い。
蓮池潭というのはこの大きな池の名前で
その岸辺にに中華テイスト満載の建築物が
いくつか立っている。
くだんの映画で登場していたのは蓮池潭でも一番有名な龍虎塔。
龍の口から入って虎の口から出るとけがれや災いが落ちるんだとか。
龍虎それぞれ7層の塔が繋がっていて
くねくねしながら胴体部分を進むと塔の入り口があり、
階段で上に上がれば池がある程度一望できる。
映画を見たときのうっすらとした記憶から
龍と虎の前は広場みたいになっているのかと思ってたけど
くねくねとした通路になっていて
ようここでダンスできたなという感じ。
それにしても私の記憶って本当にあてにならんわ。
とにかくフォトジェニックなとんでもスポットなので
同行の友、えとさんと二人、
きゃっきゃと互いを撮影しまくり、
変な写真が量産されていく。
色彩がヴィヴィッドなのも良いのだよね。
常にええ顔しよるのよ、えとさんという人は。
人物もフォトジェニックやから
私のようなへっぽこフォトグラファーでも
味わいのある写真になる。
こちらはプロの腕前。
ほかにもいっぱいいっぱいあるけれども
これぐらいにしときまして。
ちなみに胴体部分(トンネル)の内側にも
極彩色で(と言っても古いものじゃなく昭和な趣あるペンキ絵ね)
仏典に出てくるであろうさまざまなシーンが描かれていて
それを見るのも楽しかろうかと。
蓮池潭にあるのはこれだけではない。
どどん。
どどん。
いいよね、なんかいいよね。
とんでも感がたまらなくいいよね。
「観光地とか別に興味ないねん」な人でも
ここはいろいろおもしろいから
立ち寄ってみたら良いかと思います。
ただ、この「とんでも感」を一緒に笑える人と、ね。
つづく
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