_diary 『好好台湾』はやっぱりおもしろかった

友達と京都に行ってきました。
なんだか11月だのに初秋めいた過ごしやすい一日。
特別何をしてたってわけじゃないけど
なんでか二条城に行ったり
おそがけの昼ご飯を食べるためにめっちゃ歩いたり
本当に何をしてたってわけじゃないのに
知らない間に夕方になっておりました。

メインの行き先は恵文社でして。
いくつかチェックしたいものがあったからなのですけれど
生活館から書店エリア、雑貨エリアから
奥のアンフェールに至るまで隅々見て回っていたとき
ある棚に堆く青木由香さんの
新しい台湾本が積まれておりました。
そういえば、プチ写真展もやってたんやったっけ。

青木由香さんと言えば台湾好きなら誰もが知ってる(?)
カリスマ日本人(とか言っていいのか知らんがそんな感じ)。
そんな彼女に羨望と嫉妬と、いや、
なんかようわからん感情を抱いているわけです。
なんですかな、複雑な。いや、なんじゃそら。

でもね、やっぱり新しい本『好好台湾』を読んで思いました。
やっぱりこの人の文章は
この人だから書ける文章だなあと。
くやしいけれどおもしろいのです。
いろんなガイドブックやら旅行記やら、
あとはブログとかを読んでも
普通なのです。普通でいいんですけどもね。
普通だから文章自体はさしておもしろくないねんな。
だから書いてる人の名前がインプットされない。
たまに読者を意識しすぎたのがあってイライラすることも。
(やや、自分のことは棚に上げますよ。)

でも彼女の文章は、
文章を書く人が書かない書き方をしてる、と私は思います。
私も仕事柄へたくそながら文章を書いたりするけれど
こういう感じではたぶん書けないんだろうと思います。
押しつけがましくなくて、でも実際はすごく押しつけてて
それが別にいやな感じじゃないっつーか、
私は大好きだけどね、あなたはどっちでもいいけど、的な?
もちろん、好き嫌いはあると思うけれど。

てなことで。他の書店には一冊もなかったりするのに
恵文社に行けば山ほどありますよ、と。
気になる方は一乗寺へゴー。


私は大阪のアセンスで買いました。

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