_trip 海安喫茶室('11年2月香港旅)
最終日。
旅の初日に行ったのにすでに営業時間が過ぎていた
喫茶室に再びリベンジすることにしました。
香港好きには超おなじみですよねここもきっと。
上環にある海安喫茶室です。
MTR上環駅から歩くも良し、
でも少しだけ距離があるのでトラムに乗るも良し。
降りる駅名を忘れてしまいしたが、ちょうど店の前を
レールが走っているので外を見ながら通り過ぎた時点で
次の駅から歩いて戻ったとしても距離は知れています。
肝心の店前に搬入のトラックが止まっていて
看板しか見えておりませんけれども
この風情だけでもわくわくしてきます。
赤く塗られた木製テーブルセットが並んでいます。
まるで田舎の列車のボックス席のような、
うわさどおりのレトロチックな雰囲気。
ちなみに私が店に入ったときはほぼ満席で
最初は知らない現地人男子と相席でした。
帰る頃にはピークを過ぎたのか空席もちらほらと。
またこれか、という感じですか。
おっしゃる通り、奶茶(ミルクティー)です。
だってこれしか飲めるものがないのですもの。
サンドイッチやトースト、麺もあり。
テーブルの上のメニュー表を凝視してください。
お客さんは近隣にお勤めと思しきサラリーマンや
地元に暮らしてるのであろうおっちゃん、お兄さん。
日本でいう街場の喫茶店的な場所になるんかしら。
このときは若い女の子の姿は見かけませんでした。
内地でもない、台湾でもない、
香港だなあと思うこの感じ。
当たり前のことだけれど同じ中華圏でも背景が違うと
育まれる「その町らしさ」も違っておもしろい。
ーーーーーーーーーー
最終日は友人たちも仕事ゆえ一人でぶらぶらしました。
今回の旅はほぼノープランで来てしまったこともあり
すでにもう行きたいところが全然なくなって
ガイドブックを見ながら適当に動きまわった一日でした。
夜にはまたもや地元の友人Sakuraが
仕事を終えてから合流してくれて
空港バスに乗る直前まで一緒に過ごしてくれました。
彼女も私も花蜜(フラワーズファン)、ゆえに
腕を組んで歩きながらいろんな歌を歌ったりしました。
腕を組むとか日本じゃ絶対にしないけれど。
出発までワシみたいなもんでも別れを惜しんでくれて
何度も何度も「I miss you」と言ってハグしてくれました。
ハグに不慣れな日本人ことワシではありますが
気持ちだけはものすごく伝わって来て何度も泣きました。
海外旅に行って去り際に泣いたのは今のところこの時だけ。
ちなみに前日、ディズニーランドからの帰り道には
駅で私の誕生日を祝ってお祈りまで捧げてくれました。
私も神に触れて…ではなくて、
その彼女の思いに涙が止まりませんでした。
「なんで泣いてるの?」と言われて
「神様のおかげじゃないよ、Sakuraのおかげ」と
強調しました。私は一応ブッディストですゆえ。
今回の香港旅において彼女の存在は神様並みのものでした。
失意をひきずったままやってきた香港だったけれど
思っていた以上に楽しく、ほんとうに楽しく過ごせたのは
彼女のおかげ。そしてVivian、明さん、房東夫妻のおかげ。
楽しい4日間をありがとう。
きっとまた香港に遊びに来ます。
オクトパスカードの有効期限内に。
(完)
(香港旅一つ前の記事はこちら)
旅の初日に行ったのにすでに営業時間が過ぎていた
喫茶室に再びリベンジすることにしました。
香港好きには超おなじみですよねここもきっと。
上環にある海安喫茶室です。
MTR上環駅から歩くも良し、
でも少しだけ距離があるのでトラムに乗るも良し。
降りる駅名を忘れてしまいしたが、ちょうど店の前を
レールが走っているので外を見ながら通り過ぎた時点で
次の駅から歩いて戻ったとしても距離は知れています。
肝心の店前に搬入のトラックが止まっていて
看板しか見えておりませんけれども
この風情だけでもわくわくしてきます。
赤く塗られた木製テーブルセットが並んでいます。
まるで田舎の列車のボックス席のような、
うわさどおりのレトロチックな雰囲気。
ちなみに私が店に入ったときはほぼ満席で
最初は知らない現地人男子と相席でした。
帰る頃にはピークを過ぎたのか空席もちらほらと。
またこれか、という感じですか。
おっしゃる通り、奶茶(ミルクティー)です。
だってこれしか飲めるものがないのですもの。
サンドイッチやトースト、麺もあり。
テーブルの上のメニュー表を凝視してください。
お客さんは近隣にお勤めと思しきサラリーマンや
地元に暮らしてるのであろうおっちゃん、お兄さん。
日本でいう街場の喫茶店的な場所になるんかしら。
このときは若い女の子の姿は見かけませんでした。
内地でもない、台湾でもない、
香港だなあと思うこの感じ。
当たり前のことだけれど同じ中華圏でも背景が違うと
育まれる「その町らしさ」も違っておもしろい。
ーーーーーーーーーー
最終日は友人たちも仕事ゆえ一人でぶらぶらしました。
今回の旅はほぼノープランで来てしまったこともあり
すでにもう行きたいところが全然なくなって
ガイドブックを見ながら適当に動きまわった一日でした。
夜にはまたもや地元の友人Sakuraが
仕事を終えてから合流してくれて
空港バスに乗る直前まで一緒に過ごしてくれました。
彼女も私も花蜜(フラワーズファン)、ゆえに
腕を組んで歩きながらいろんな歌を歌ったりしました。
腕を組むとか日本じゃ絶対にしないけれど。
出発までワシみたいなもんでも別れを惜しんでくれて
何度も何度も「I miss you」と言ってハグしてくれました。
ハグに不慣れな日本人ことワシではありますが
気持ちだけはものすごく伝わって来て何度も泣きました。
海外旅に行って去り際に泣いたのは今のところこの時だけ。
ちなみに前日、ディズニーランドからの帰り道には
駅で私の誕生日を祝ってお祈りまで捧げてくれました。
私も神に触れて…ではなくて、
その彼女の思いに涙が止まりませんでした。
「なんで泣いてるの?」と言われて
「神様のおかげじゃないよ、Sakuraのおかげ」と
強調しました。私は一応ブッディストですゆえ。
今回の香港旅において彼女の存在は神様並みのものでした。
失意をひきずったままやってきた香港だったけれど
思っていた以上に楽しく、ほんとうに楽しく過ごせたのは
彼女のおかげ。そしてVivian、明さん、房東夫妻のおかげ。
楽しい4日間をありがとう。
きっとまた香港に遊びに来ます。
オクトパスカードの有効期限内に。
(完)
(香港旅一つ前の記事はこちら)
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