_trip 龍華茶樓で朝食を('13年11月マカオ香港旅)
11月16日(六)
日の出前から動き出して
あちこち巡っているうちに9時前になっていた。
ぼちぼちお腹も空いてきたのでブランチといこう。
行き先はもう決めていた。龍華茶樓という飲茶店。
「マカオでももうあんまり残っていない」という
昔ながらの佇まいを残す食堂で14時までの営業。
距離感がいまいちつかめないけれど
バスに乗るにも小銭がないし
タクシーは全然走ってないしで地図を頼りに歩いた。
ちょっと市街地から北東に外れた場所にある、
紅街市という市場のすぐ近く。
リド地区から20分は歩いたような。
紅街市に到着すると
通りには野菜や果物を売る露店が立ち
そこに面するように屋内市場もあり、
精肉や鮮魚の店も立ち並ぶ。
週末の午前中ということもあるのか
地元客とおぼしき人でものすごく賑わっていた。
目指す龍華茶樓は紅街市の突きあたりの
古いビル、その2Fにある。
さすがに朝から歩き通しだったので
ふらふらしながら階段を上って店に到着。
店の中は、もうぐっときまくりの現地感。
香港だと週末の午前中は「早茶」という
朝飲茶をする人が多いけれども
それはここマカオでも同じのようで
窓際のブロック席はほぼ満席。
家族連れ、友達連れ、カップルが主で
一人で来ている人など滅多にいない。
入口に入るととりあえず「お茶どれにする?」。
これが有料なのか無料なのかも分からんが
とりあえず頼まないといけないっぽいから
大好きな安溪鐵觀音(安渓鉄観音という青茶)を。
あとから分かったのはお茶は1人12元。
運良く1席だけ残ってた窓際のテーブルに
案内してもらえて席に着いた。
背もたれにもたれるとおもいっきりグラッ。
思いっきり体重預けてたらそのままバキッと
折れて後ろに倒れてドリフな有様になりそうなほど
ぐらぐらで心許ない。
反対側の席に座っておそるおそるもたれたら
こちらはまだ丈夫なようだった。
外国人丸出しだったせいか
店の人がお碗や箸の準備を全部してくれたけれど
ほかのテーブルを観察するだに、基本的には
ボウルに入った椀やら湯呑みやらがばっと置かれて
自分で洗杯すると終わったらボウルだけ下げてくれる。
わしも自分で洗杯してみたかったな。
(香港人の友人仕込みの洗碗はこちらを。)
ここから先はすべてセルフオーダー。
店の真ん中にせいろを山積みしているところがあり
それを開けると一つ一つに饅頭やら点心やら
小皿入りの料理やらが入っていて
食べたいものを自分でテーブルに持ってくる。
蒸籠は1つ20元均一(と思う)。
わしは4種類の蒸籠をチョイス。
蒸し焼売、スペアリブ、厚揚げ?がんもどき?、
あと白いのはご飯代わりに選んだ饅頭だったのに
中にあんこがはいった甜點でちょいミス。
炒飯とか麺類とかは別にオーダーできるのだけど
もちろんたどり着けず、1人だとこの量が限界。
それにしても本当にいい雰囲気の店。
マカオの中でもかなり老舗の部類らしく
こんな雰囲気の店はもう残ってないとか。
窓の外にはだれの趣味なのかたくさんの盆栽、
店の壁には所狭しとトンボの写真が飾られている。
龍華の「龍」はドラゴンじゃなくて
ドラゴンフライの意味なんかしら。
早茶ってほんまにいいわ。
日本の喫茶店で食べるモーニングも特別感あるけど
朝&昼ごはんがてら、のんびりお茶を飲み飲み、
点心を食べる時間というのが贅沢。
小さな蒸籠とはいえ、4皿は一人には多く
のんびり食べて2時間ぐらい居座った。
パンパンだった足もだいぶん癒えたので
次のポイントに向かうとしますか。
お茶12元、蒸籠40元×4皿で92元。
1,200円ぐらいかな。
また次にマカオに来る機会があったら
きっとまた訪れると思う。そんな店。
ほな次はオイスターソース買いに行こ。
つづく
(1つ前の記事はこちら)
日の出前から動き出して
あちこち巡っているうちに9時前になっていた。
ぼちぼちお腹も空いてきたのでブランチといこう。
行き先はもう決めていた。龍華茶樓という飲茶店。
「マカオでももうあんまり残っていない」という
昔ながらの佇まいを残す食堂で14時までの営業。
距離感がいまいちつかめないけれど
バスに乗るにも小銭がないし
タクシーは全然走ってないしで地図を頼りに歩いた。
ちょっと市街地から北東に外れた場所にある、
紅街市という市場のすぐ近く。
リド地区から20分は歩いたような。
紅街市に到着すると
通りには野菜や果物を売る露店が立ち
そこに面するように屋内市場もあり、
精肉や鮮魚の店も立ち並ぶ。
週末の午前中ということもあるのか
地元客とおぼしき人でものすごく賑わっていた。
目指す龍華茶樓は紅街市の突きあたりの
古いビル、その2Fにある。
さすがに朝から歩き通しだったので
ふらふらしながら階段を上って店に到着。
店の中は、もうぐっときまくりの現地感。
香港だと週末の午前中は「早茶」という
朝飲茶をする人が多いけれども
それはここマカオでも同じのようで
窓際のブロック席はほぼ満席。
家族連れ、友達連れ、カップルが主で
一人で来ている人など滅多にいない。
入口に入るととりあえず「お茶どれにする?」。
これが有料なのか無料なのかも分からんが
とりあえず頼まないといけないっぽいから
大好きな安溪鐵觀音(安渓鉄観音という青茶)を。
あとから分かったのはお茶は1人12元。
運良く1席だけ残ってた窓際のテーブルに
案内してもらえて席に着いた。
背もたれにもたれるとおもいっきりグラッ。
思いっきり体重預けてたらそのままバキッと
折れて後ろに倒れてドリフな有様になりそうなほど
ぐらぐらで心許ない。
反対側の席に座っておそるおそるもたれたら
こちらはまだ丈夫なようだった。
外国人丸出しだったせいか
店の人がお碗や箸の準備を全部してくれたけれど
ほかのテーブルを観察するだに、基本的には
ボウルに入った椀やら湯呑みやらがばっと置かれて
自分で洗杯すると終わったらボウルだけ下げてくれる。
わしも自分で洗杯してみたかったな。
(香港人の友人仕込みの洗碗はこちらを。)
ここから先はすべてセルフオーダー。
店の真ん中にせいろを山積みしているところがあり
それを開けると一つ一つに饅頭やら点心やら
小皿入りの料理やらが入っていて
食べたいものを自分でテーブルに持ってくる。
蒸籠は1つ20元均一(と思う)。
わしは4種類の蒸籠をチョイス。
蒸し焼売、スペアリブ、厚揚げ?がんもどき?、
あと白いのはご飯代わりに選んだ饅頭だったのに
中にあんこがはいった甜點でちょいミス。
炒飯とか麺類とかは別にオーダーできるのだけど
もちろんたどり着けず、1人だとこの量が限界。
それにしても本当にいい雰囲気の店。
マカオの中でもかなり老舗の部類らしく
こんな雰囲気の店はもう残ってないとか。
窓の外にはだれの趣味なのかたくさんの盆栽、
店の壁には所狭しとトンボの写真が飾られている。
龍華の「龍」はドラゴンじゃなくて
ドラゴンフライの意味なんかしら。
早茶ってほんまにいいわ。
日本の喫茶店で食べるモーニングも特別感あるけど
朝&昼ごはんがてら、のんびりお茶を飲み飲み、
点心を食べる時間というのが贅沢。
小さな蒸籠とはいえ、4皿は一人には多く
のんびり食べて2時間ぐらい居座った。
パンパンだった足もだいぶん癒えたので
次のポイントに向かうとしますか。
お茶12元、蒸籠40元×4皿で92元。
1,200円ぐらいかな。
また次にマカオに来る機会があったら
きっとまた訪れると思う。そんな店。
ほな次はオイスターソース買いに行こ。
つづく
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