_trip 豫园に寄り道('15年1月上海旅)

1月18日(日)

時は春節前、街はクリスマスを引きずりつつ
新年に向けた飾り付けが賑やかになりつつある頃。

豫園と言えば上海屈指の観光地と言えど
これまで3度この街を訪れながら
一度も行ったことがなかったな。
ちょうど買いたいものが
「豫園らへんにあると思うで」となれば良い機会。
豫園名物(!?)の茶館詐欺にも遭えるかもしれない。



この門の中へと吸い込まれるように
人がどんどこ入っていく。



豫園周辺は商店街のようになっていて
お土産物店がずらり。
わしらはそれらを物色している時間はないので
まっすぐ庭を目指す。これが意外と遠い。
人がごった返してるから特にそう感じる。



はい…これが豫園…。そっか、これか…。
うん…池の真ん中のうねった道を歩いて…
もう満喫した。詐欺を冷やかす間もなく撤収。

ここに来たメインの用事はね、これだった。



春節の飾り物、春联を買いたかったのだ。
見事に真っ赤に彩られた専門店が何軒も並ぶ。
雑居ビルの1Fフロアが全部これ、みたいな状態。
この時期だけなのか、年中なのか、分からないけれど。
見ているだけでこちらも気分が高揚するじゃないのさ。





ほんとは字は自分で書くから
赤い紙だけあれば良かったのだけれど
意外とそれが見つからない。
赤×金のど派手な春联ばかりがひしめき合っている。
毎年春節には家の前に春联を飾っているのだけれど
赤い四角い紙に「福」と黒い文字で書かれた
超ベーシックなやつを1枚貼るだけでも
途端にチャイナな趣になる、すごい存在感。
だのにこんな派手なの貼ったら…



という好奇心が湧きすぎて、この右下のヒツジ
(いやどう見てもヤギ)のを購入。
ちょっと起毛させた素材で、左右一対になっている。
あとは紅包とか、ビニルシートタイプの春联も購入。

春联、飾るだけで途端にチャイナ。
テンション上がるね。

つづく

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