_trip Short Trip to 金山農民画村 前編('15年1月上海旅)

1月17日(六)

午後からは現地在住のずんさんと合流して
上海郊外にある古鎮を目指す。
金山農民画村というところがあるのだ。

農業の傍ら農民画と言われる民俗画を描く人たちが暮らす村で
(今は別のところにある家から通いの人も多いみたいだけれど)
その絵はとても素朴なんだけれども色遣いがかわいくて
村内にはいくつか家兼アトリエがあるのだけど
その家ごとに少しずつ絵のタッチも違う。
アトリエで実際に絵を描いているところも見学できるし
そこで絵を買うこともできるとのこと。
ずんさんが気に入って通っていて
その様子をインスタで上げているのを見ていて
ここにはぜひ行きたいと思っていたのだった。

地下鉄锦江乐园(錦江楽園)駅で待ち合わせ、
そこから歩いて3分ほどのところにある
新西南汽车站(別名:梅龙)というバスターミナルへ。



いくつか路線があるうち、
われらが乗るのは枫梅线(楓梅線)。片道12元。
始発と終発の表示のみで細かい時刻表というものはなく、
とりあえず所定の並び位置でひたすらバスが来るのを待つ。
ずんさん曰く、15分おきぐらいで来るとのこと。






休日ということもあり、すでに待合客が多く、
バスが来ても満員になった時点で乗れない。
補助席ももれなく使うので立ち席はなし。
我らも1巡目では乗ることができず、
2巡目でやっと最後列の席を確保することが出来た。
ここから片道1時間のバスの旅。



どんどん乗客が途中下車していくが
我らが降りるのは終点とのこと。
たどり着いたのはプレハブ小屋のような
枫泾汽车站(楓涇バスターミナル)。
ずんさんは慌てた様子で「あれ、ここじゃない!」。
曰く、約一年前に乗ったときはこんな場所はなかったとのこと。
もっと栄えた、町のようなところで降りていたのだそう。
「ケンタッキーがあってそこからタクシーに乗るねん」と。
しかしここには怪しげなおっちゃんの自転車タクシーは数あれど
タクシーの姿は一台もない。周りにも店らしきものはない。
そう言えば車窓から外を眺めていたときに
バス停1つ前ぐらいの距離にケンタッキーの看板を見た気がする。
その記憶を頼りに、バスのルートを5〜10分ほど歩いて戻ってみると
あった、あった、ケンタッキー。

ただ、この時点ですでに15時過ぎ。
ろくに昼飯も食べていないので空腹具合が限界だった。
村には食事を摂るところがないとのことだったので
ごねにごねてここでご飯タイムをもうけてもらった。



「兰州牛肉拉面」の看板を掲げたこの店に決定。
なんつったってわし、牛肉麺が大大大大大好物。
兰州(蘭州)は甘粛省にある、ウイグル族の町で
ずんさん曰く、拉面(ラーメン)は兰州名物なのだとか。



わしはもちろん红烧牛肉面(13元)、
ずんさんは青菜拉面(野菜ラーメン8元)、
みぬえは牛肉水饺(牛肉水餃子9元)に決定。
アイドルタイム(だけど営業中)のため
奥で休んでいる店員さんを呼んで注文。
回族らしい白い小さな帽子を頭にのせた店員さんは超無表情。
ごめんごめん、こんな時間にごめんって。

超無表情のまますばやく麺打ちスタート。
麺は作り置きしてないんだね。すてきだ。



ほどなくボリューミーなラーメンが到着。
牛肉麺はスープがボロネーゼのような濃厚味で
そこにパクチーがよく効いている。
打ち立ての麺がもちもちですごくおいしい。
野菜麺は一転とってもあっさりしていて
塩ラーメンみたいな味わい。



みぬえの水餃子はスープごといただけるタイプだった。
9元(約180円)とは思えない、泣けるボリューム。
これがまた、めーーーーーーっちゃめちゃおいしくて
小ぶりの水餃子で皮はやや厚めでもちもち、
中の牛肉餡は量がそんなに多いけど
ほど良く噛み応えがあって皮とのバランスが◎、
スープはこちらもパクチーが効いていてわし好み。
これがこの旅で一番おいしい食べ物だった。



「好吃!非常好吃!(めちゃくちゃおいしい!)」と
興奮気味で店員さんに伝えたら
笑み一つ返してくれずにすぐに去って行った。
「旨くてあたりめーだろ」ぐらいの感じでしょうか。
あまりにもノーリアクションすぎてわろた。
布市場の主人といい、このウイグル人店員といい、
わしの感動と興奮が相手に全く伝わらない(笑)。

お腹も満たされたところで
タクシーで金山農民画村へゴー。

つづく

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