_trip 元フランス館こと上海二十一世紀民生美術館('15年1月上海旅)
1月18日(日)
現地在住の友人ずんさんとの本日の待ち合わせ場所は
降りる人もまばらな长清路駅だった。
駅を出ると基本的にはなんもない。
聞けば、このあたりは2010年に上海万博が
開催されたエリアとのこと。
おそらくこれからばんばん建物が建つんだろう
その端境期なのか、ほんとになんもないところ。
今日の目的地は
「上海のInstagramユーザーに最もアツい」(ずんさん談)
二十一世纪民生美术馆(上海二十一世紀民生美術館)[サイト]。
去年11月にオープンしたばかりの施設で
なんしかとってもフォトジェニックなのだって。
この建物はもともと上海万博のフランス館だった。
それがどの程度手を加えられているのか分からないけど
リノベーションされ今は現代アートの美術館になっている。
駅から歩くと25分ぐらいかかるらしいので
タクシーを拾おうにも、全然走ってない。
道幅だけは異常に広い交差点でぼんやり待つこと10分、
やっと1台のタクシーをゲット。
車はなにもない道路を走ること5分ほど、ついに到着。
向かいの敷地の特設テント会場で
アイスショーみたいなのをやっている以外は
なんもない、ここまで来たら余計なんもない。
この網網な外観、北京の鳥巣を思い起こさせる。
この日はなぜか入場料は無料だった。
オープンしたばかりだからかもしれない。
まさに開館記念の『多重宇宙』展が開催中のタイミング。
日本からは池田亮司やChim↑Pomらが参加している。
イントロダクションムービーを見つけた。
最初のうちは楽しく見て回っていたけど
なにせ広くて広くて広くて広くて
情報量が多いから頭がぱんぱんになって疲れてしまう。
途中からもう「まだあるんか」という気持ちに。
最後までたどり着いたらそのまま出口かと思いきや
展示会場を逆戻りしなければいけないという謎の導線。
実は今日も昼ご飯を食べるタイミングを逸していて
どうにもこうにも空腹でたまらんいうこともあり
多めに歩くのが辛くて辛くて。
おしゃなカフェスペースもあるんだけど
いかんせん昼飯になるようなものがない。
飲み物とあとはケーキとかのスイーツがほんの少し。
どれもくそ高くて手が出せない。あーん。
そういえばChim↑Pomの作品なかったよなあと言いながら
最後の力を振り絞って建物の外を探検していたら
遠くからかけ声のようなものが聞こえてくる。
どこどこ? これはどこから?
よくよく聞くと日本語っぽいし…と音のする方へ。
建物の、入り口と反対側にある側面の
螺旋階段の裏側という「だれが気付くねん」なところに
備え付けられていた液晶モニター、Chim↑Pomの作品発見。
よう気付いたわ、わしらも。
写真いっぱい撮ろうって言って来たのに
3人とも空腹と、情報過剰摂取による疲労とでふらふら。
撮影もそこそこにもう帰ろうとなったのは良いのだけど
タクシーが…全然来ない。というか車がほとんど走ってない。
向かいのアイスショーに送りに来るタクシーを拾おうするも
すぐに別の乗客を乗せて走り去ってしまう。
これは…歩くしか…ないのか…。
ひとけのない大きな道をとぼとぼと歩く。
この旅の間、同行の友、みぬえがたびたび、
日本から持ってきたアルフォートを勧めてくれるのだけど
(常に鞄の中に菓子を忍ばせている典型的大阪nLADY)
そのたびに「いや、いいわ」と辞してきた。
が、今回ばかりは一も二もなく「ちょうだい」だもちろん。
みぬえはラスト3つをわしとずんさんに1つずつ分け与えてくれた。
ひとかけらのアルフォートをエネルギーに変え
気力を振り絞って歩きながら
タクシーと見るや賃走でも構わず手を振りまくっていたら
ついに1台のタクシーが止まってくれた……神よ!!!!!!
次に上海二十一世紀民生美術館へ行く場合は
お腹を満たしてから行くこと、
タクシーの目処をつけておくこと、
この2つを遵守すること。
つづく
(1つ前の記事はこちら)
現地在住の友人ずんさんとの本日の待ち合わせ場所は
降りる人もまばらな长清路駅だった。
駅を出ると基本的にはなんもない。
聞けば、このあたりは2010年に上海万博が
開催されたエリアとのこと。
おそらくこれからばんばん建物が建つんだろう
その端境期なのか、ほんとになんもないところ。
今日の目的地は
「上海のInstagramユーザーに最もアツい」(ずんさん談)
二十一世纪民生美术馆(上海二十一世紀民生美術館)[サイト]。
去年11月にオープンしたばかりの施設で
なんしかとってもフォトジェニックなのだって。
この建物はもともと上海万博のフランス館だった。
それがどの程度手を加えられているのか分からないけど
リノベーションされ今は現代アートの美術館になっている。
駅から歩くと25分ぐらいかかるらしいので
タクシーを拾おうにも、全然走ってない。
道幅だけは異常に広い交差点でぼんやり待つこと10分、
やっと1台のタクシーをゲット。
車はなにもない道路を走ること5分ほど、ついに到着。
向かいの敷地の特設テント会場で
アイスショーみたいなのをやっている以外は
なんもない、ここまで来たら余計なんもない。
この網網な外観、北京の鳥巣を思い起こさせる。
この日はなぜか入場料は無料だった。
オープンしたばかりだからかもしれない。
まさに開館記念の『多重宇宙』展が開催中のタイミング。
日本からは池田亮司やChim↑Pomらが参加している。
イントロダクションムービーを見つけた。
最初のうちは楽しく見て回っていたけど
なにせ広くて広くて広くて広くて
情報量が多いから頭がぱんぱんになって疲れてしまう。
途中からもう「まだあるんか」という気持ちに。
最後までたどり着いたらそのまま出口かと思いきや
展示会場を逆戻りしなければいけないという謎の導線。
実は今日も昼ご飯を食べるタイミングを逸していて
どうにもこうにも空腹でたまらんいうこともあり
多めに歩くのが辛くて辛くて。
おしゃなカフェスペースもあるんだけど
いかんせん昼飯になるようなものがない。
飲み物とあとはケーキとかのスイーツがほんの少し。
どれもくそ高くて手が出せない。あーん。
そういえばChim↑Pomの作品なかったよなあと言いながら
最後の力を振り絞って建物の外を探検していたら
遠くからかけ声のようなものが聞こえてくる。
どこどこ? これはどこから?
よくよく聞くと日本語っぽいし…と音のする方へ。
建物の、入り口と反対側にある側面の
螺旋階段の裏側という「だれが気付くねん」なところに
備え付けられていた液晶モニター、Chim↑Pomの作品発見。
よう気付いたわ、わしらも。
写真いっぱい撮ろうって言って来たのに
3人とも空腹と、情報過剰摂取による疲労とでふらふら。
撮影もそこそこにもう帰ろうとなったのは良いのだけど
タクシーが…全然来ない。というか車がほとんど走ってない。
向かいのアイスショーに送りに来るタクシーを拾おうするも
すぐに別の乗客を乗せて走り去ってしまう。
これは…歩くしか…ないのか…。
ひとけのない大きな道をとぼとぼと歩く。
この旅の間、同行の友、みぬえがたびたび、
日本から持ってきたアルフォートを勧めてくれるのだけど
(常に鞄の中に菓子を忍ばせている典型的大阪nLADY)
そのたびに「いや、いいわ」と辞してきた。
が、今回ばかりは一も二もなく「ちょうだい」だもちろん。
みぬえはラスト3つをわしとずんさんに1つずつ分け与えてくれた。
ひとかけらのアルフォートをエネルギーに変え
気力を振り絞って歩きながら
タクシーと見るや賃走でも構わず手を振りまくっていたら
ついに1台のタクシーが止まってくれた……神よ!!!!!!
次に上海二十一世紀民生美術館へ行く場合は
お腹を満たしてから行くこと、
タクシーの目処をつけておくこと、
この2つを遵守すること。
つづく
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