_trip 東北角 旧草嶺トンネルサイクリング('11年4月台湾旅)

3日目。

台北から車に乗って東北角を目指しました。
心配していた天気もとりあえず大丈夫そう。
まず行ったのは福隆(フーロン/Fulong)。



こちらが福隆駅でございます。
台北から台鐵に乗って来ることもできます。
ここで何をするかというと…



チャリンコを借りるのですよ。
今から旧草嶺トンネル(舊草嶺隧道)を
チャリンコに乗って走り抜けるのです。
旧草嶺トンネルはかつて鉄路だったものが
そのすぐ傍に新たに線路が付け替えられたことで
廃線となり、しばし放置されていたのですが
最近、サイクリングロードとして再整備され
休日のお出かけスポットとして人気になりました。

マイチャリがある人はそれで行けばいいけれど
旅行者はそうはいきませぬゆえレンタル。
ママチャリから台湾が誇る世界のGIANTの
マウンテンバイクまで幅広くとりそろえです。
2人乗りチャリもあります。
(カップルがいちゃいちゃ乗ってるの発見。
彼女の方は基本こがない、というパターン。)

駅から旧草嶺トンネルまでは20分ぐらいだったかな。
(実は我らは車で現地に向かい、
自転車はその近くにあるチャリ店で借りたのでした。)




道に描かれているレールが
かつてここに敷線されていことを表しています。



緑に覆われたこの先にトンネルがあります。



入り口はかつての趣そのまま。
ちょっと怖い感じもするね。
地元にある清川隧道を思い起こさせます。
(って誰が分かるねん!)
さあ、いざ暗闇の中へゴー!



さ、さ、寒い…。
トンネル内は驚くほどに冷えております。
外気と比べてなんぼほど違うねんと戸惑うほどに。
トンネル内の暗さはこれぐらい、
広さもさほどではないし、一方通行ではないので
右側通行遵守、スピードの出し過ぎにも注意ですよ。
ちなみにトンネル内には爆音で歌謡曲が流れております。





トンネル内に新北市と宜蘭縣の境がありまして
そこだけこうこうと明るい光のループが。
とりあえずチャリを降りて記念撮影、はマスト。

こいでもこいでもゴールが見えない…
ぼちぼち飽きかけたところに光が!

トンネルを抜けると…



海ですよ!
すぐに、ではないけどね。
出た後まあまあこぐけどね。



木陰ではナイスミドルな人々による
青空社交ダンスまつり開催中。
いいよねえ、こういうのがいいよねえ。



カフェとか食堂とかそういうのでもあれば
いいんでしょうけれどもまだ追いついてない感じで
ちょびっとだけ散策してすぐ時間もなくなり
もと来た道をそそくさと戻ったのでした。

今回も動画を撮影しております。
(音声オフがおすすめです。
「めちゃすごいー」が我ながらバカっぽすぎる…)

まずはトンネルにインするところから。



そしてそして、間もなくゴール!



ちなみに、福隆と言えば、名物弁当がありまして。
ホームでおばちゃんが「びえんだーん(便當)」と
叫びながら売っているのでそれを呼び止めれば
車内からでも窓越しに買えるし、
この駅で降りるなら駅前のお店で買うこともできます。
ホームで買う方がちょっとだけ高いのですよ。


赤いベストを着てるのがびえんたんおばちゃん。


こちらが駅前にあるお店。
弁当はその場で買って食べることもできます。
この日、東北角のいろんなところに行ったけれども
各所でここの弁当を食べてる人を見かけました。
そんなにか!そんなに有名なのか!

その噂の弁当がこちらでございます。



台湾名物、おかずオン飯!
私が苦手な、おかずオン飯!
(白ご飯は何者にも冒されたくないタイプ。)
彩りも重視する日本のそれとは一線を画する
ある意味潔い茶色まつり!
見た目でぐんと食欲をなくしがちなのですけれども
食べるとおいしいです。
でもでも、そんなに行列までして食べなあかんのかは謎。
絶対買って食べなきゃって思うのかは謎。
ほかの弁当がひどすぎるのか?

つづく!

(台湾旅一つ前の記事はこちら

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