_trip 龍山寺、摸乳巷、そして、鹿港→桃園機場の移動メモ('15年5月台湾旅)

5月20日(三)

ブックカフェでのんびりしている間に雨が上がり
諦めていた鹿港見物、
もうちょっとだけしてみることにした。



鹿港龍山寺。
一級古跡に認定されている立派なお寺。
伽藍の中にある五門殿という六角系の建物の天井は
極彩色で彩られていて、
その中央からは正面向きの龍がこちらを睨みつけている。





これはお得意のセルフタイマーではなく、
たまたまいた旅人男子に撮ってもらったもの。
境内には私と彼しかいなくて、
私を発見した彼が明らかに、もう明らかに、
自分を撮って欲しそうにちらちらちら見をしてきたゆえ
声をかけましたともさ。「撮ろか?」つてな。
中国語は通じたけど、微妙に不自由そうだったから
台湾人ではなさそう。でも東アジア顔だった。

まったく関係ないけど、私、
だれかに写真を頼まれたら
全力でいい写真を撮ってあげたいと思うタイプ。
写真の腕はまったくないが、自分的最善を尽くそうと努める。
ということで、求められた引きの写真以外にも
彼なめの天井絵を撮ってあげようと
濡れた地べたに寝転がろうとしたら彼が大慌てで止めに入ってきた。
「いやいやいいねん、私が撮りたいねん!!」ともはや押し付け。
しかしこういったがんばり行動には実はドス黒い裏があり、
「私もこんなにがんばっていい写真撮ろうとしたんだから
お前もこれぐらいやってくれよ」という意味を込めている。

人生常に、ギブアンドテイク、DAYONE!

とはいえ、今回はマジで地面びっしょびしょだったしね、
彼もはなから同じようにやる気なんてゼロ。
てか、頑張って撮ったところで後ろが暗くてあんまり写らんつー話。

男子よさらば、良き旅を。





そして最後の最後。
鹿港の路地でも屈指の狭さを誇る摸乳巷。
乳に触れるほど狭いってことね。
「模」っていう漢字にまさぐる的ニュアンスを
感じてしまうの私だけ?
ギリギリ壁に触れるか触れないか的な
ドキドキ感をおぼえるの私だけ?

ちなみに「摸(mō)」は中国語では
普通に「触る」という意味ゆえ何の問題もない。
(なでるという意味もあるけど。)







うちの田舎にもこういう細い道あったけどね、
名前もないような。
でも探検心を大いにくすぐってくる細さではある。



鹿ちゃん「ばいばーい」。

はい、鹿港散策はおしまい。

改めて帰途に着く頃、再び雨が振り出し、
その降りようたるや、この旅MAXに達していた。
前が、見えねー。



しかし、もうあとは帰国するだけ。
空港までの移動経路をメモ。

14:25 鹿港老街 発

↓バス 約50分 100元弱

15:15 高鐵臺中站 着
15:35 高鐵臺中站 発

↓高鐵 約50分 590元

16:14 高鐵桃園站 着
16:20 高鐵桃園站 発

↓Ubus 約15分 30元

16:35 桃園機場(第一航廈)

空港に到着したらペリカン宅配通のカウンターに行き
預けていたスーツケースをピックアップ。
荷物を詰め直して余裕をもって帰国!

…のはずが。

やはりただでは終わらないのだ私の旅は。

ポケットに…民宿の…鍵が…。
出るときにポストに返すの…忘れてた…!!

あほー私のあほー。
ただ、ギリギリ行動の私にしては
かなり早めに空港に着いていたこともあり
チェックインの手続きだけ済ませて
いそいそと空港内の郵便局で鍵を発送。
さらに民宿に平謝り&鍵発送報告のメールを送った。
(後日きちんと鍵が届いた旨、連絡あり。)



死なない程度のアクシデントを友に旅した
15年5月台湾旅、これにて完。
お付き合いありがとうございました。

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