_movie 『闘茶』

『闘茶』
@試写室



香川照之主演でヴィックが共演というだけで期待していた本作。
でも見る前に何かで読んだテキストで香川照之が
「エンターテイメントとして見てください」
というようなことを話していて、
これはきっとB級系なんだろうなとは思っていた。

で、その通りだった。

ただ、私がいうB級というのは
A級に対して劣るB級という意味合いではない。
ちょっとふざけてる、ちょっと遊んでる、
歴史公証とか闘茶の本来のやり方とか
そういうところじゃない部分を楽しむ作品だ。
私は基本、そういう意味でのB級映画が好きだ。

ただ、それないやろ(笑)という部分は多分に出てくるし
言い出したらキリがないけれど、
それもひっくるめて楽しもうとしないと
この映画には合わないかもしれない。
あと、お茶好きの人が抱くであろう期待には多分応えられない。
でも私はそれでも十分楽しかった。

以下、ネタバレになる部分もあるので反転。

全部のキャラクターの中で
チャン・チュンニンの役柄が読みづらいというか
恐らく苦悩してるんだろうけど
その奇妙な色仕掛けはなに? とか
香川照之に話したかった大事な話って? とか
お茶の入れ方が変にスゴイね とかそういう部分が気になった。

ヴィックはというと、
基本不機嫌なのでせっかくの端正な顔がゆがみがち。
日本語がつたないのは全然構わないのだけれど
(役柄的にもちょっとだけ話せるみたいな感じだから)
緊迫したシーンにおける日本語での怒鳴りにズコッときた。

テーマ曲がSUPER BUTTER DOGだったり、
演奏者にクラムボンの原田郁子やら
THE LITTLE TEMPOの人やらが参加してたり、
アニメーションが4℃スタジオだったり、
おしゃれな雰囲気がするけれど
おしゃれ映画という感じではないかも。

それでも台湾好きとしたら
しかも京都もある程度土地勘ある者としたら
ああ、あれはあそこでみたいな嬉しさがあるし、
個人的には戸田恵理香が泊まった山水閣ホテルは
私が初めて台湾に行ったときに泊まった(安)ホテルだし、
見たことのある風景が出ては消え、
また台湾に行きたい思いがふつふつと。

一緒に見に行った映画担当Iさん曰く、
「途中で20分ほど寝た」退屈な映画だったかもしれないけど
私は私レベルで十分楽しんだ。
そして公開されたら多分、きっとまた見に行くと思う。

戸田恵理香がとにかくかわいかった。
細田よしひこが知らない間にめっちゃ男前になってた。
香川照之は相変わらず醸し出す雰囲気がとても良い。
ほんこんさんが意外にいい雰囲気でよい。
ヴィックはすんごい華奢で細いからジェスチャーがきれい。
チャン・チュンニンと香川照之の顔のサイズが違いすぎて
二人が接近するシーンでは遠近感が狂う。
ヴィックの手下の二人がキュート。
台湾のお茶の先生が話す日本語が吹き替えかと思うほど流暢。
(てか吹き替え?)

以上。

『闘茶』公式サイト

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