_movie 『帶我去遠方』

『帶我去遠方 SOMEWHERE I HAVE NEVER TRAVELLED』
(日本未公開/サンプルDVDにて)



先日、台湾で出会った傅天余の初監督作品。

彼女の作品はまだ日本で公開されておらず(台湾では9/11公開)
サンプルDVDを送ってもらったけど
結局台湾に行くまでには間に合わず最近やっと鑑賞。

日本で公開されてないのに日本語の字幕付いてるんかなと
思いながらDVDを再生させたら…おっと、英語字幕。
私は英語も北京語も、ましてや台湾語も分からないのに!!
とりあえず、監督ことSORAちゃんとお話ししたときに
ざっと解説してくれたあらすじと
わずかに理解できた字幕の英語と
あとは映像を観ただけの印象で感想を書き残しておく。


主人公は色覚異常の女の子。

これはあとから調べて分かったことなのだけど
色覚異常(いわゆる色盲)というのは
完全にモノクロの世界として見えてるのかと思ったら
色というものは存在してるけど赤と緑が見えづらいとか
そういうものらしい。

それゆえに、彼女は人を色眼鏡で見るということをしない。
お兄ちゃんがゲイでも
お父さんが(多分)アルコール依存症でも。
(お父さんの件はまったく自信ない。)

そんな主人公の設定もあってか
逆にいろいろな場面で使われている色がとてもきれい。
主人公の服装しかり、部屋にあるものしかり。
色が印象的にあしらわれていた。

役者さんに関しては、兄妹、ふたりともすごく魅力的。
特に男の子の方。
SORAちゃんは加瀬亮っぽい子を探したと冗談っぽく言ってたけど
なんとなく納得できるような、不思議な空気感を纏った子。
加瀬亮というか、目ぢからが強くて柳楽優弥っぽくも見えた。
あと、マッシュルームヘアの幼少期の主人公もかわいいのだ。

ただ分かりづらかったのは
主人公は多分低学年の小学生から
いっきに中学生か高校生ぐらいに成長したのに、
お兄ちゃんは同じ子がやっていて
妹が小学生のときも、中学か高校になってからも
見た目が全然変わってないので若干混同。
例えば制服来てたのがスーツになった
(高校生から社会人になった)とか
分かりやすい変化がなく、どちらもタンクトップ。
兄妹は一体何歳差だったんだろうか。

場所で印象的だったのは教会。
高雄で撮影したらしいので、
おそらく高雄のどこかにあるのだろう。
絶対行ってみたい。

最後の虹とか、主人公の設定と絡んで
多分何らかの意味のあるラストになっていたんだと思うけど
台詞がちゃんと分からないからその意味は理解できなかった。
日本語字幕つきで公開されることがあったらもう一度観よう。



ところで台湾映画って、
ゲイを扱う作品がとても多いように思うのは気のせい?
『刺青』のレイニー・ヤンとかメジャーな俳優も出てる。
台湾カルチャーを語るにはなくてはならない存在なのだろうか。
台湾映画におけるゲイの映画って
私が観たわずかな作品だけでしか判断できないけど
その恋愛の形がまったく特殊ではなくて
男女と何ら変わらない、エグイ感じがない。
腐女子じゃなくてもさらりと見える。
どれも映像がきれいだったり、
ユーモアたっぷりだったりで観ていて楽しい。

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