_diary 台湾人生

調べものであちこちググってたら
『台湾人生』という映画が上映されるのを知った。
内容はちゃんと確認できてないけど
ちらっとだけ予告編を見るに
恐らく日本統治時代の台湾を知る人たちへの
インタビューを中心にしたドキュメンタリーっぽい。

先日台湾に行ったときもまた思ったけど
台湾の人って本当に親切だ。
以前高雄に暮らす友達のおばあちゃんにお会いしたときも
とてもうれしそうに懐かしそうに日本語で
私にいろいろ話してくれたりした。
日本が台湾を統治していた時代、
イヤなこともつらいこともいっぱいあったはず。
だから常にそれを忘れないようにしなければと思っている。
全員が親切で当たり前、
台湾人はそういう人たち、なんて決めつけないように。
親切な人は、そういう複雑な過去もひっくるめて
個々の思いで優しくしてくれているのだと有難く思わなければね。

日本統治の歴史があったことは知っているけど
具体的にどんな状態だったかとかは
教科書レベルでしか知らないから
この映画は少しでもそれを知るチャンスになりそう。

『台湾人生』
8月22日〜9月11日@第七藝術劇場
※京都シネマでも10月下旬上映予定

コメント

  1. hirocalです。この映画は見損ねましたが、台湾と日本のかかわりについて書いていらっしゃったので一言。

    5月に台湾に行った際、台湾人の友人のおじいちゃん(84歳)に会いに台南まで足を伸ばしました。おじいちゃんはよくNHKの番組を今でも見ているとのことで、非常に日本の統治時代を懐かしんでいらっしゃいました。なんでも、日本が1945年に引き揚げて以来ほとんど日本人との交流がなく、50数年間のうちで話をした日本人は僕で2人目とのことでした。3時間ぐらいしゃべったのですが(おじいちゃんは中国語が話せないし、一方僕は台湾語を話せない、というわけで共通語の日本語を使用)、当時の日本政府が台湾で行ったインフラ整備や政策などがとても素晴らしかった、としきりに繰り返していました。日本の「植民地」だったのは確かですが、一般的にイメージされる「植民地」政策とはかなり異なる可能性があり、それが仮に当時の軍国主義の幻想だったと主張する人がいたとしても、当の台湾人の多くがこのおじいちゃんのように思ってくれていることも事実で、台湾と日本は特殊な関係で結ばれている、と常々感じています。

    長文失礼しました。

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  2. >hirocalさん
    コメントありがとうございます。
    占領下のインフラ整備等のことは私も聞いたことがあります。
    確かに私も台湾人の友人のおばあちゃんにお会いした時
    翻訳者の友人以上にとても流暢な日本語で
    あれこれ楽しそうに話してくれる姿に
    驚いた思い出があります。
    戦時中のことは特に訊きませんでしたが
    日本人は好きよ、今日はあなたに何か買ってあげると
    楽しそうにお土産を選んでくれて本当にうれしかったです。

    とは言え、台湾人=親日、だと決めるのは危険だとも思うので
    つねに受けた親切をありがたく感じたいと思っています。

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