_diary 初夏に降る雪

私が台湾でいつか見たいと
思っているものの一つに桐花があります。
桐は5月の上旬に白い花を咲かせ
それが散ると雪のように見えることから
「春に降る雪」とも言われます。
(『台北に降る雪』という映画があったけれど
こちらの雪の正体は消化器の泡でした〜。)
私の場合、『五月の雪』という映画で観た
白い花吹雪のシーンが忘れられず
5月に台湾に行くことがあったら絶対に
見に行きたいとずっと思い続けているわけで。
ちょうどGWあたりが見頃になるので
少なくとも今の仕事をしている限りは
見に行けそうにないのだけれど。

最近、仕事で伺った中国料理店の奧さんが
台湾出身の客家人で、実家は苗栗にあるそう。
そこは桐花節で有名なところで
ひとしきりその話で盛り上がったのでした。

今日、会社のちかくで小さくて白い花が
風に吹かれてちらちら散っているのを見かけました。
もしやこんな近くに桐の花が!? と思ったら
全然違って「なんじゃもんじゃの木」らしい。
(って何やねん!)


実際の桐の花はわりと大きめで
椿みたいに花ごとどさっと落ちると
奧さんの娘さんが言うてはったので
こういう感じとは全然違うのだろうね。

江戸堀に苗栗の雪を見た、初夏の昼下がり。

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