_diary ジャスミンティーを作る

2カ月ぶりに中国茶ワークショップへ。
今回は先生が明代の書物の中から
自分で花茶が作れる方法を見つけたとのことで
そこに書かれているとおりに作ってみることになりました。


準備するのは、ジャスミンのつぼみ(先生んちの庭に
あったもの。本当はもう少しで咲く、ぐらいに
膨らんでいるものが好ましいそうですが
今回はタイミングが少し早くてまだ固いつぼみに)、
茶葉(今回は安徽省の緑茶、六安瓜片を使用)、
そして笹の葉(クマザサの葉がベスト)と紙。
それと蓋ができる磁器の壺も。
ちなみに茶と花の量は3:1が目安です。


壺の中に茶、花、茶、花、茶、花と
代わりばんこに層になるよう入れたあと
笹の葉でその上部を覆います。
さらに余った部分は紙を折り重ねて入れて
最後に蓋をかぶせます。


沸騰したお湯の中に沈めて湯煎をします。
やけどに注意!

何分ぐらいという時間のことは書物には記載なし。
おそらく使う茶葉の量や壺のサイズなどでも
変わってくるからだと思います。
とりあえず今回は15〜20分ぐらい、やったような。


湯から取り出した壺を少し冷ましてから中身を取り出します。
(湿ってたらそれを軽く火で焙ってもいいらしい。)
笹の葉は水分が抜けてかっさかさ、
つぼみは精気が抜き取られたぐらいに色が抜けて、
茶葉は真緑色が退色して茶色っぽく変色。


蓋椀でいただきますーとな。
緑茶を飲むときはその香りを楽しむ意味でも
蓋を外していただく方が良いそうですが
(茶葉の色や様子が見える透明の器ならなお良し)
今回のように着香しているものの場合は
香りが逃げないように蓋を閉めた方がいいのですって。

つぼみがまだ小さかったこともあって
いわゆる普段飲んでるジャスミンティーのように
はっきりとした香りはないものの
なんと申しましょうか、これから咲かんとする花を
もぎ取ってその命、頂戴しましたという責任というかね、
その力をわが糧に、みたいね、そういう気持ちには
なりましたよーというお話。

花はジャスミンのみならず、キンモクセイやハマナス、
柑橘の花などもオッケーのようです。
風流なことをしたい日(てどんな日やねん)などにお試しを。

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